ナインティナインの岡村隆史さんが、12日深夜放送のラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』にて、ペニーオークション詐欺に関わった芸能人に対しての不満を漏らしました。
現在テレビ番組では、この詐欺に関わり出演を自粛している芸能人の名前を出してはいけない空気になっているようで、岡村さんは番組内でこのことについて自身の考えを語っています。
そもそもの発端は、同オークションで商品を落札していないにも関わらず、あたかも落札したかのようにブログに投稿を行って宣伝をし、その見返りに報酬を受け取っていたことが発覚したためだった。
これを行った、ほしのあき、ピースの綾部祐二、熊田曜子、松金ようこ、小森純、東原亜希、永井大、菜々緒らは「ペニオク芸能人」などと名指しで報道され、小森さんに至っては謝罪の上、芸能活動を一旦自粛した。
そして、12日の放送、リスナーから映画「ゴーストバスターズ」テーマ曲の歌詞をもじった「空気清浄機、DVDプレイヤー、アロマ加湿器、松金ようこ!」という、「ペニオク」を皮肉るネタが寄せられたことをきっかけに、岡村さんが現状を語り始めた。
岡村さんは「小森純。あの子だけほんま可哀想や。全部背負ってな、ひとりだけ」「他にもぎょうさんおるのに、あの子だけ」と小森さんに同情し、矢部さんもこれに対し「小森純、変わらず出てても良いよ」と、岡村さんに同意した。
また岡村さんは、小森さん以外のテレビ出演を続ける「ペ二オク芸能人」について、「あの『何事もなかったかのように出てる人』って、こっちが言いづらいってなんやねんやろな?」と、その扱いにくさに対しても愚痴をこぼした。
番組で共演した際に「ペ二オク」という単語を出しそうになるが「これ言うたらアカンのかな」と思い、いつも口ごもってしまうと語った。
ただし、後輩芸人のピースの綾部さんに対しては「ペニってましたよね?」と気楽にいじることができるといいます。
綾部さんも「はい、カメラ止めてください!」と切り返す鉄板ネタになりつつある。
しかし、他の「ペ二オク芸能人」にはいまだにツッコミにくい雰囲気があるようで、矢部さんは「怖いよね。本番中に言って、リアクション次第ではこっちがゾッとする返しするかもって」と語っており、自主規制せざるを得ない現状を明かした。
一方の岡村さんは、どうしても「ペ二オク」をいじれないことに納得がいかないようで、「なんでこっちが自主規制せなアカンのやろな? 悪いことしてんのそっちやのになあ」「メッチャ言いたなんねん。でも『これ言うたらなんかアカンのやろなあ』って、勝手にこっちがストップしてるだけで」と本音を語った。
これにネットでは、
「じゃあ自主規制せずにズバズバ言ったらええやん」
「他もやってるから小森も悪くない(TV出ていい)っておかしくね、みんな出るなや」
「小森はツイッターで逆ギレしたのと、イベントでリポーターの質問ガン無視したのが印象悪かったからしょうがない」
「実際に金銭的被害を被ってる方がいる刑事事件に報酬もらって加担したわけだしなぁ・・・。小森容疑者はさすがに擁護できませんよ、まともな人なら」
「別にペニオクいじっても笑いになるとは思えんけど、何でそんなにペニオクにこだわるのか理解不能」
などのコメントがありました。
小森純さんだけ矢面に立たされ集中的に叩かれていますが、ペニーオークションに関わったのは事実であるため、批判されるのもしょうがないのではないでしょうかね。
また、岡村さんがこの芸能人達をイジりたい気持ちも分かりますが、笑いに変えることによって視聴者から非難を浴びる可能性もあるので、今は触れないのが一番ではないでしょうか。