現在もコンビで10本近くのレギュラー番組を持ち、活躍を続けている来年結成25年のお笑いコンビ『タカアンドトシ』の人気が落ち、陰りが見えてきたことをニュースサイト『まいじつ』が報じています。
『まいじつ』によると、ネット広告媒体の開発・運営を手掛ける『株式会社CMサイト』が9月に、40、50代の男女4939人を対象に『好きなコンビ芸人』のアンケート調査を実施し、その結果が10月に発表されたのですが、発表されたランキングTOP10内にタカトシはランクインしていませんでした。
<↓の画像が、『40~50代の男女が選ぶ 好きなコンビ芸人ランキングTOP10』の結果(株式会社CMサイトが調査)>
また、『日経エンタテインメント!』が7月に、毎年恒例の『第15回 一番好きなお笑い芸人ランキング』(25~54歳の男女1000人を対象)などの結果を発表したのですが、TOP20位以内にもタカトシはランクインしておらず、『株式会社CMサイト』が調査したランキングと同様にサンドウィッチマンが1位を獲得したほか、博多華丸・大吉などが上位にランクインという結果となっていました。
ちなみに、タカトシは同ランキングで前年もTOP20圏外でした。
<↓の画像が、『第15回 一番好きなお笑い芸人ランキングTOP20』の結果(日経エンタテインメントが調査)>
『まいじつ』によれば、数年前までタカトシはこうしたランキングの常連だったといい、「漫才の実力は十分で、清潔感があり、不祥事もまるでない優等生の『タカトシ』がいないことに、ネット上では動揺の声が上がっています。」
と芸能記者が語っています。
なお、タカトシは週刊誌『週刊文春』最新号で発表の『第2回 好きな芸人ランキングTOP50』では、43票を獲得して30位にランクインしているのですが、前年のランキングではTOP50位圏外という結果でした。
『週刊文春』が発表の今年のランキングでは、コンビ活動がここ最近激減し、テレビからほぼ姿を消しているウーマンラッシュアワーよりも下となっており、タカトシは露出量に比べてあまり人気がないことがうかがえます。
こうした結果を受けて前出の芸能記者は、「タカトシの急落は顕著。レギュラー番組の本数自体はあまり減っていないのに、人気が激減しているのが痛いところ。15年放送のTBS『櫻井有吉アブナイ夜会』に出演し、仕事の低迷を嘆いて再起を誓っていたのですが、一向に復活する気配がありません。そもそも優等生枠なら、『サンドウィッチマン』『華丸・大吉』という2大巨頭がいるため、ここに割り込むのはかなり厳しいでしょう」
と語っています。
タカトシはサンドウィッチマンと同様にコンビの仲も良く、現在も数多くのレギュラー番組を持っていて、今年4月にゴールデン昇格を果たした『帰れマンデー見っけ隊!!』(テレビ朝日系 月曜19時)、『ぶらぶらサタデー・タカトシ温水の路線バスの旅』(フジテレビ系 土曜正午)、『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系 土曜19時)に出演中で、数多くいるお笑いコンビの中でも好感度はかなり高い方とみられます。
実際に『日経エンタテインメント!』が毎年発表するタレントの総合力を数値化し、ランキングにした『タレントパワーランキング』の芸人部門では、前年に引き続き14位(パワースコア:39.6)にランクインしており、これは出川哲朗さん、ウッチャンナンチャンに次ぐ高さで、タカトシのトシさんについてはピンで27位に入っています。
<↓の画像が、『日経エンタテインメント!』発表の『タレントパワーランキング 芸人編 TOP30』の結果>
そのため、人気が激減しているとは言われてはいるものの、現時点ではそこまで心配するレベルでは無いとみられるのですが、以前に比べてコンビの勢いは無くなり、マンネリ化しているようにも感じられるので、現在コンビで人気を徐々に上げてきているオードリーなどの中堅コンビ、または若手のコンビに今後ポジションを奪われるといった可能性はあるのかもしれませんね…。