先日、彼氏との復縁を明かし話題になったタレント・GENKINGさん(ゲンキング 本名=田中沙奈 旧名=田中元輝 33歳)が、2年にわたってタトゥー(刺青)除去施術を受けていたことを明かし反響を呼んでいます。
ゲンキングさんはこれまでインスタグラムやスタイル本などで、腕のタトゥーを隠すこと無く披露していたのですが、15日更新のブログでは「そいえばTATOO消しました!!」というタイトルで、「何十回もレーザーを重ね早く2年近くタトゥー消したんですか?って質問がたまに来てたんだけど、実はずっと消してました。レーザーを何十回も当てて、遂にほとんど見えない位まで消えました。ここまで長かった。めちゃくちゃ痛かったし。入れるより、遥か何倍も痛いです」
とタトゥー除去の施術を受けていたことを明かし、現在の右手首の写真を公開しました。
<↓の画像が、タトゥー除去施術後の手首写真>
<↓の画像は、タトゥー除去前の写真>
ゲンキングさんはそもそもタトゥーを入れた理由について、「ファッション感覚や、カミングアウトする前に虐めらたり、なめられたくなくて、自分を強くみせたり、格好つける為に入れた」
と明かしています。
しかし、ゲンキングさんは2017年5月に性別適合手術を受けて女性の体となり、戸籍上でも男性から女性になったことで、「男らしく見せる為のカモフラージュだったタトゥーが必要ないので消しました」
とし、「私は入れた事を凄く後悔したし、20代の若さって30代になって後悔するんだと、30代になって感じてる。私はTATOO反対派ではなく、個人の問題だから私もファッションで入れてたし、けど大人になるにつれて考えが変わる事もあるんだなってBLOGでした」
と綴っています。
ちなみに、ゲンキングさんは手首以外にも両腕の内側にタトゥーを入れています。
こちらは現在も除去施術を続けているのかは定かではありませんが、昨年夏や今年1月に投稿された写真ではタトゥーが残っているのが確認できます。
<↓の画像は、ゲンキングさんの両腕のタトゥー写真>
そして、ゲンキングさんがタトゥーを除去したことに対しては肯定的な反応が多く上がっており、
- 消す勇気を尊重します。
- タトゥー入れようか悩んでる人には為になる言葉
- 自分を取り戻そうとする姿勢はいいんじゃないかな
- これからタトゥーを入れようと思っている若者にはぜひ読んで欲しいブログ記事です。とても良い諭し方だし経験の例だと思う。
- タトゥー入れた報告はよく見るけど、消すときどれだけ大変かっていうのはあまり語られないからこういう発信はいい
- GENKINGのときはどこか胡散臭くてあまり好きではなかったけど、今は自然体で柔らかい表情をされるようになりましたね。
タトゥーもりゅうちぇるのように安易に入れてしまう若者が減るといいね。
などのコメントが寄せられています。
ゲンキングさんのようにファッション感覚で、腕や足など見える場所にタトゥーを入れている人は多くいますが、タトゥーを入れることによってプールや温泉施設、ホテルや旅館、スポーツクラブなど、様々な施設への出入りを拒否される可能性が高くなり、生命保険の加入を断られる場合や、保険金額が減額される可能性もあるなどのデメリットが複数あります。
また、一昔前に比べてタトゥーへの偏見は減ってきたように感じるものの、タトゥーはカタギではないヤクザなどが入れているというイメージが強いことから悪い印象を与えます。
そうしたこともあり、後に後悔してタトゥーの除去手術を受ける方が多くおり、『国際美容外科学会(ISAPS)』が2017年に発表したデータによると、2016年に最もタトゥーの除去手術を受けた件数が多かった国はインド、次いで2位に日本がランクインしており、除去手術の件数は2万159件となっていました。
タトゥーを消したい人が利用するポータルサイトのデータでは、若気の至りで入れた30~40代の80%以上がタトゥーを除去したいと思っているといいい、その理由は「人生で損をしてきた」「勢いで入れたのが失敗」「入れたけど格好悪い」などとなっています。
ゲンキングさんもその中の1人で、恐らく手首に続いて両腕のタトゥーも除去するのだろうと思いますが、多少の痕が残るとは思うものの、タトゥーを体から完全に除去することで、よりキレイになった姿を今後見せてほしいですね。