吉本興業のお笑いコンビ『キングコング』のボケ担当で、YouTuberの“カジサック”こと梶原雄太さん(かじわら・ゆうた 38歳)が、自身のYouTubeチャンネル『カジサックの部屋』の登録者数が目標の100万人に到達し、芸人引退を回避したことが分かりました。
キングコングは2013年8月から動画共有サイト『YouTube(ユーチューブ)』で動画配信を行っていましたが、キンコン梶原雄太さんはピンで昨年夏ごろから人気ユーチューバーたちとコラボするようになり、同10月1日に「カジサック(KAJISAC)」という名前でユーチューバーデビューを発表するとともに、2019年12月末までにチャンネル登録者数が100万人に到達しなかった場合、お笑い芸人を引退すると宣言しました。
国内でユーチューブのチャンネル登録者数が100万人を超えているのは150人程度しかおらず、2017年11月にユーチューバーデビューした草彅剛さんですら登録者数はその時点で約83万人となっており、100万人の壁はかなり高いことから、1年ちょっとでの達成は厳しいのではとも言われていました。
しかし、キンコン梶原雄太さんは人気ユーチューバーとのコラボ、お笑い芸人たちとの共演、さらには元読者モデルの妻・未来子さん(みきこ 旧姓=園田 33歳)や4人の子供たちも動画に出演させるなどして注目を集め、今年1月には70万人、3月に80万人、6月に90万人を突破と、3ヶ月で10万人ずつ登録者数を増やし続け、7月11日についに100万人を突破しました。
現時点での動画投稿数は290本を超え、総再生回数は約1億5200万となっています。
<↓の画像は、キンコン梶原雄太さん家族の写真>
そして、チャンネル登録者数100万人達成を記念し、11日未明には緊急生配信を行い、動画制作スタッフ等と目標達成の喜びを分かち合い、チャンネル開設からこれまでの苦労を振り返るなどし、最後に後日恐らく生配信で自身の夢を語ると告知していました。
こうしてお笑い芸人引退を回避した“カジサック”ことキンコン梶原雄太さんは、今後も相方で絵本作家の西野亮廣さんと共に、変わらず漫才を続けていきたいとも話しているのですが、チャンネル登録者数100万人達成に対してネット上では、
- 正直行くと思ってなかった
- 登録解除!解除!
- 見たことないけど有言実行は大したもんだ
- 芸人呼びまくってるわりに結構かかったな おめでとう
- 最初めっちゃ叩いてたけど、今は毎日欠かさず観てるわ
- 梶原は嫌いだけどカジサックは好き
- 山本との対談見たいから見たけど、芸人対談は普通に面白いな。意外と聞き上手梶原は
- 普通の素人ユーチューバーと違って芸能人人脈あるからゲストに呼べるところは強み
- 持ってる強みをフルに生かした結果やけど認めるしかない
- 芸人としてはトーク普通でも、ユーチューバーの中ではレベルが違うわ
- 他の芸人とか大物ゲストの力で再生数稼いでるようなもんだから、これからどれだけ自分の力で再生数稼げるかだね
- で、達成したけど その先見据えてるの?
などのコメントが寄せられています。
キンコン梶原雄太さんは芸風や性格などがかなり嫌われており、そうしたことが原因なのか徐々にテレビ番組への出演も減り、そうした中でカジサック名義でのユーチューバーデビューに対しても当初は否定的な声が多く上がっており、現在もそうした声は少なくありません。
しかし、ユーチューバー・カジサックとしての活動で改めて、キンコン梶原雄太さんのトークスキルの高さなどを感じた方も多い様子で、様々なお笑い芸人らとのトークも面白いと評価する声が増えており、ユーチューバー活動は成功と言えそうです。
チャンネル登録者数100万人を達成し、これから新たにどういった目標を立てて、活動していくのかは定かではありませんが、お笑い芸人兼ユーチューバーという二足のわらじでどこまで人気を伸ばせるのか、引き続き注目していきたいですね。