お笑いコンビ『キングコング』の西野亮廣さん(35)が28日、「【お笑い芸人】キングコング西野、引退」というタイトルでブログを更新。
「私、キングコング西野は『お笑い芸人』を引退し、『絵本作家』に転職いたします。」と、今後は芸人としてではなく絵本作家として活動していくことを発表しました。
西野さんは27日深夜放送のバラエティ番組『EXD44』(テレビ朝日系)に出演し、この日放送の企画は、西野さんのブログなどに批判的な意見をぶつけているネット住民と現実世界で直接対決するという内容。
西野さんは絵本作家としても活動し、個展を開くなど、現在では芸人としての仕事よりも絵本作家としての仕事の方が多い状況にあることから、今回アンチからも「芸人を辞めないんスカ？」「なんで芸人なのに絵本を描いてるの？」などと激しくツッコまれ、西野さんは「自由に生きる姿勢こそが芸人」と改めて自身が考える芸人の定義を説明。
＜アンチが怒りをぶつけている場面＞
しかし、西野さんのアンチはそれにも納得せずに攻め続け、最終的に西野さんは「絵本作家になります。芸人辞めます」と宣言。
＜西野さんが芸人引退を宣言した場面＞
そして、西野さんはブログでこの企画を自ら振り返り、アンチ側の主張は「芸人が絵本を描くのはアウトだけれど、絵本作家がテレビに出るのはアリ」というもので、西野さんは絵本作家を辞めるわけにもいかず、相方の梶原雄太さんとの漫才も続けていきたいことから、最終的に出した結論が絵本作家になるということ。
西野さんは、「もう『肩書き』なんぞ、どうでもいいです。皆が納得し、これからも今の活動が続けていけるなら、それが一番！」といい、芸人を引退して絵本作家に転職することを宣言し、「すでに事務所には届けを出して、プロフィールは『絵本作家』に変更させていただきました。」「お笑い芸人は本日をもって引退します。デビューから16年、本当にありがとうございました。今日から心機一転、絵本作家・キングコング西野亮廣を宜しくお願い致します！」と綴っています。
＜↓の画像は、西野さんが描いた絵＞
ついに芸人からの引退を宣言した西野さんですが、これに対してネット上では、
- 意識高い系芸人の末路
- 半年に一回ゴッドタンだけ出ればええで
- つかまだ芸人やってたのか
- こいつは嫌われキャラだけど、相方の猿はまじで嫌われててネタにもされないよな。あっちの方がもっと悲惨
- 実質もう引退してたようなもんじゃん
- 完全にかまってちゃんの手法
- 肩書が問題でないことにさっさと気付くべき
- お笑い芸人より、そっちの方が向いていると思う。お疲れ様でした。
- けじめとして吉本所属もやめるべき。
などのコメントが寄せられています。
ネットユーザーからの批判的な声を受け入れて、芸人から絵本作家に肩書を変えることを宣言した西野さんですが、芸人として活動しようが、絵本作家として活動しようが関係なく、西野さんの性格やキャラなどの根本的な部分ががそもそも嫌われてしまっていることから、今後絵本作家として活動しても何か理由を付けて批判される可能性は高いので、わざわざ芸人引退を宣言する必要は無かったのではないでしょうか…。
西野さんは今さら嫌われキャラを失っても何一つ得は無いように感じられるため、今回の件についてはただの話題作りな気もするのですが、芸人を引退して絵本作家になったことによって今後どのような変化があるのかに注目したいですね。
ちなみにですが、梶原さんは28日に今回の件でメディアの取材に応じており、ブログで発表する3時間前にLINEでこのことを知らされたといい、「西野が嫌われたりしているキャラクターでなければ、驚いたかも知れないですけれど。彼は、いろいろな言動が問題になったりしましたし、それを経てこれなんで、びっくりはしなかったですね」と語り、コンビ解散については「そういうことではない」と完全否定。
西野さんが絵本作家になったことにより、「ネタ合わせの時に『芸人ちゃうんやろ？ 絵本作家やろ？』って（西野さんを）攻められる。それくらいかな。やることは変わらないと思う」と、肩書が変わったからといって特に変化は無いといい、西野さんに対しては「どんどん暴れてください！」とコメントしています。