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アンミカがパリコレクション参加報告も事実誤認? 非公式ブランドのショー出演を週刊女性報道。元パリコレモデルの肩書で活動も…

アンミカがパリコレ復帰宣言も、真相は非公式のファッションショー出演。業界でパリコレ詐欺横行し問題視する声も

現在はバラエティ番組で活躍しているモデル・タレントのアンミカさん(本名=安美佳 53歳)が昨年11月に、約30年ぶりに“パリコレ”に復帰することをイベントで発表し、3月にパリで開催されたショーに出演したのですが、実際には『パリコレ(パリ・ファッションウィーク)』のショーではなかったことを週刊誌『週刊女性』が伝えています。

アンミカさんは昨年11月に出席した『2024ベストフォーマルウェアアワード授賞式』で、「来年53歳になる私。来年、パリコレ、ドレスで復帰いたします」と宣言し、パリコレに出演するのは20歳以来で、自身2度目の挑戦としていました。

この話題は情報ワイドショー番組などでも伝え、大きな反響を呼びました。

アンミカさんが“パリコレ復帰”を宣言時の動画

それから4ヶ月後の今月7日、アンミカさんは自身のインスタグラムやフェイスブックで、ウェディングドレス等を手掛ける日本の会社『FOUR SIS & CO.(フォーシスアンドカンパニー)』のショーに参加時の動画を公開し、「30年振りに、パリでのコレクションに出演 トリを務めたフィナーレは笑顔で、肩の力が抜けたウォーキングが出来て、53年の人生を回顧しながら感無量になりました ウエディングドレスの刺繍などの手仕事と、アーティストによるAIのデザインの融合、多様な共存と現代の生き方を体感させて頂き感謝。。。」などと綴っていました。

<↓の画像が、パリコレ復帰を報告したアンミカさんのSNS投稿>

アンミカさんはこのように30年ぶりの“パリコレ復帰”を報告していたものの、アンミカさんの報告に納得がいかない表情を見せているファッション関係者は少なくないといい、その理由として「パリコレ詐欺」を挙げています。

週刊女性の取材に応じたスタイリストはパリコレについて、「日本では『パリコレ』とひと口に言いますが、正式には『パリ・ファッションウィーク』であり、その公式スケジュールに記載されているブランドしか“出た”とは言ってはいけない。それ以外は“パリ・ファッションウィーク会期中に非公式のショーをパリでやった”だけ。」と説明し、そうした非公式のショーをパリコレと称するブランドもあり、以前からファッション業界では問題視する声も上がっていたそうです。

パリコレは、パリで毎年3月と10月に行われるファッションブランドの新作発表会を指し、これはパリコレを運営する団体『フランス・オートクチュール・プレタポルテ連合協会』に認められ、同団体が作成の公式スケジュールに記載されたブランドのみがパリコレと呼ばれるといいます。

そのハードルがかなり高いことから、公式に認められない多くのブランドは箔をつけるために、パリ・ファッションウィーク中に現地でショーを開催、非公式にも関わらず公式であるかのように宣伝し、ミスリードさせる手法をとっているブランドもあるそうです。

ちなみに、アンミカさんが出演した『FOUR SIS & CO.』のショーもパリコレではなく、カナダを拠点とする国際的デザイナーズ組織『Global Fashion Collective(GFC)』がパリで開催したショーに出演したものでした。

しかし、『FOUR SIS & CO.』が当初発表したプレスリリースでは、「3月にフランス・パリで開催される『パリ・ファッションウィーク 2025AW』に、参加します。ショーでは、30年ぶりのパリ・コレクションの復帰を果たす、モデル・タレントのアン ミカさんがランウェイに登場予定です。」と、アンミカさんがパリコレに出演すると伝えていました。

<↓の画像が、アンミカさんのパリコレ出演を伝えた『FOUR SIS & CO.』のプレスリリース>

これは明らかに事実とは異なるもので、その後どこからか指摘が入ったのか、「パリファッションウィーク2025AW期間中にGFCが開催するショーに参加。ランウェイにはモデル・タレントのアンミカさんも登場予定!」との文章に修正されました。

一方、アンミカさんも当初は「30年振りに、パリでのコレクションに出演」とだけ記載していましたが、その後ヒッソリと「パリでのコレクション(今回はGFC)に出演」と修正しています。

前出のスタイリストは、「この問題はモデルさんにも同じことがいえます。パリ・ファッションウィークと同じ時期にパリでショーを開催・出演は、よそでとれたマグロを大間でさばいて、『大間産本マグロ』と言うような“産地偽装”に近い。アンミカさんはSNSの文面をちょこちょこ修正している様子なので、分かって“パリコレ”と勘違いしてもらえるように書いたのではないか」と指摘しています。

この“パリコレ詐欺”問題に関しては、パリコレとブロードキャスティングパートナー契約を結ぶ『朝日新聞』も1月に取り上げており、パリコレではなく非公式のショーをパリで開催しただけで「パリコレに採用されました」などと宣伝するブランドが目立つようになり、それによってパリコレのイメージ低下などの要因になりかねないとしていました。

朝日新聞のファッション担当・後藤洋平編集委員が“パリコレ詐欺”を語った動画

アンミカさんがイベントでパリコレに復帰と言ったり、SNSでパリコレに参加したかのような書き方をしたのは、あくまでもブランド側の指示によるものだった可能性もありますが、ミスリードさせるような言動をとっていたのは残念ですね。

ちなみに、アンミカさんは“元パリコレモデル”とメディアに紹介されていることが多いですが、アンミカさんは20歳の時に参加したのは、1990年設立の国内ブランド『beauty:beast(ビューティビースト)』が1993年にパリで開催のファッションショーでした。

そのため、アンミカさんが“元パリコレモデル”という肩書で紹介されたり、本人がパリコレに参加したなどと喧伝していることに対しては疑問の声もかねてから上がっていました。

<↓の画像は、アンミカさんがパリコレについて綴ったインスタグラム投稿>

アンミカさんは現在もモデル関係の仕事もしていますし、非常に大きな影響力を持つだけに正確な情報を発信するようにしてもらいたいです。

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