タレント・歌手のりゅうちぇるさん(別名=RYUCHELL 本名=比嘉龍二 22歳)が9日、阪神競馬場(兵庫・宝塚)で開催のイベント『ビアコレ@阪神競馬場』に登場したのですが、両肩に入れたタトゥー(入れ墨、刺青)に関する質問がNGとされていたことが判明し、ネット上では批判が殺到しており、炎上状態になっています。
<↓の画像は、りゅうちぇるさんがSNSで公開した両肩のタトゥーの写真>
『デイリースポーツ』や『東京スポーツ(東スポ)』によると、イベント前に関係者が「質問はイベントに関連したもので。タトゥーの件は“なし”でお願いします」と、記者一人ひとりに釘を刺していたといい、厳戒態勢の中でイベントが行われたといいます。
<↓の画像は、9日のイベントに登場したりゅうちぇるさんの写真>
また、りゅうちぇるさんは6日に東京タワーで開催のイベントに出席した際にも、集まった報道陣からタトゥーについて、「批判もあったが、いまはどう受け止めているか」という質問が寄せられ、りゅうちぇるさんが「そうですね、でも…」と答えようとしたところ、周囲の関係者がバッテンのジェスチャーをして、「イベントに関係ない質問はしないでください」と制止し、りゅうちぇるさんが小声で「ごめんなさい」と申し訳なさそうに謝る場面がありました。
どうやらりゅうちぇるさん自身は両肩に入れたタトゥーについて話そうとしていたものの、イベント関係者がストップをかけた形だったようです。
<↓の画像は、6日開催のイベントで、7月誕生の長男・リンク君の似顔絵を公開したりゅうちぇるさんの写真>
しかし、りゅうちぇるさんは両肩に入れたタトゥーをインスタグラムなどで披露後に、ネット上で猛バッシングを浴びたことを受けて再びインスタグラムを更新し、「こんなに偏見のある社会 どうなんだろう。仕方ないよね。ではなく、僕は変えていきたい。」という思いを綴っていました。
そうしたことから、イベントでタトゥーに関する質問がNGにされていることに対して疑問を抱いた方が多い様子で、ネット上の反応を見ると、
- 触れてほしくないなら最初からタトゥー入れるなよ。
- 自分で変えたいとか発信しといて結局何もしない
- 言ってることとしてる事矛盾してるね!じゃあなんでタトゥー入れたとか色々言ったの?何を変えるの?ただ単に言った後問題になって、仕事にも影響出てきて、もう今は触れられたくないの?
- 自分らしく堂々と生きろと息子に伝えるって言ってたのに、自分らしくあるために入れた刺青について触れて欲しくないって、都合よすぎじゃないかな
- 仕事がなくならないと良いけどね。話題を作るためなら、そのことで自滅しても覚悟はあるんでしょうから。
- せっかく本人が覚悟を持ってタトゥーを入れたのに…?りゅうちぇる自身とその関係者が一番偏見持ってるんじゃん。笑
- 社会を変えたいとかコメントした以上、どこに行っても、タトゥーを見せるとか、タトゥーを肯定するコメントを出して欲しい。タトゥーの件はなしでというのなら、先のコメントを引っ込めるべきでは。自分ではかっこいいと思い、話題になろうと思ったけど、反論が多くてビビっている感じで、かっこわるいよ。
などと猛バッシングを浴びており、ネット上では炎上状態になっています。
イベントとは関係の無い質問に対して、主催者サイドからNGが出ることは特に珍しいことでもなく、特に今はりゅうちぇるさんのタトゥーが大きな注目を集めていることから、イベントの話題が小さくなってしまうことを懸念し、質問をNGにするのも理解できます。
ですが、りゅうちぇるさんはタトゥーに対して偏見のある社会を変えていきたいとしており、そうした考えをしっかりと持っているのであれば、別の場を設けてタトゥーに対する思い、自身の考えを明かすなど、何かしらのアクションを起こしていくことが求められるかもしれないですね。
日本でタトゥーはもともと良いイメージが持たれていないものではありますが、イメージが最も重要な芸能人であるにも関わらず、あえて両肩にタトゥーを入れたこと、それを隠さずにSNSなどで自ら公開した理由をしっかりと説明していけば、理解を示してくれる人が増える可能性も決してゼロではないと思いますので、今後どこかでタトゥーについて言及してくれることに期待したいところです。