19日に50歳の誕生日と芸歴30周年を迎えたお笑いタレント・ふかわりょうさん(本名=府川亮 50歳)が、ピン芸No.1決定戦『R-1グランプリ2025』(主催:吉本興業)に初挑戦することを発表し反響を呼んでいます。
ふかわりょうさんは19日に自身のブログやX(旧ツイッター)を更新し、「本日、50歳になりました。芸能生活30年。R-1グランプリに挑戦します!」「30年前の今日、この世界に飛び込んで、50歳になったいま、そんな気持ちになれたことが自分でも嬉しくて。R-1グランプリに感謝します。」
と綴っています。
『日刊スポーツ』の取材にふかわりょうさんは、R-1グランプリに初挑戦しようと思った理由やネタについて、「誰に言われるでもなく、自然と挑戦したくなりました」「1人だからこそ表現できることを信じて、今、私が面白いと思うネタで戦います。」
と意気込みを語っています。
ふかわりょうさんと言えば、白いヘアーバンドを付け、腰に手を当てて体を横に揺らしながら、「お前ん家の階段、急だな」「消しゴムの角使ったぐらいで怒るなよ」「お前何年耳鼻科通ってんだよ?」などと、相手にちょっとしたダメージを与える“あるあるネタ”「小心者克服講座」が有名ですが、今回は完全新作のネタでR-1グランプリに挑むそうです。
ちなみに、R-1グランプリは2021年のルール変更により、出場資格が芸人の場合は芸歴10年以下となっていましたが、2024年大会から芸歴制限が撤廃され、ベテラン芸人も出場できるようになりました。
そんなR-1グランプリに、ふかわりょうさんが初挑戦することを発表しネット上では、
- すごいな。勇気あるやん ちょっと見直したで
- 審査員ではなく挑戦者と言うところがかっこいい
- 暫くネタ自体やってない気がするし、センスが錆び付いたり古くなってないかが不安
- 優勝しないまでも決勝までは残ってくれないと
- これは期待 そして、大会後に有吉にサンドリでいじられるまでがワンセット
- 唯一レギュラーのバラダン終わっちゃうもんな
- テレビレギュラー終了 ラジオレギュラー終了 ナベプロ先輩後輩のバーターとして生き残って来た男がついに本気出す!
- 岡本夏生とコンビでM-1出ろよ
- ふかわがきっかけで本物レベルが他にも参戦したら今度こそ盛り上がるかもしれない もう何年も面白くない人の中から誰かを選ぶってのやってるし
などの声が上がっています。
ふかわりょうさんはシュールなネタでブレイクし、25年以上にわたって消えることなく活躍を続けていますが、現在は芸人としての活動量は非常に少なくなっています。
ふかわりょうさんは現在、情報番組『バラいろダンディ』(TOKYO MX)の司会、『ひるおび!』(TBS系)のコメンテーターを務めているほか、「ROCKETMAN(ロケットマン)」や「ryo fukawa」名義で音楽活動も行い、19日には3人組のYouTuberグループ『ばんばんざい』の森元流那さん(22)とコラボし、『どうにかなりそう feat. 流那』を配信リリースするなど、これらの活動によって芸人のイメージはかなり薄くなっています。
そうした中でR-1グランプリに挑戦するというのは驚きですが、果たしてどういったネタを披露するのか楽しみで、R-1グランプリは例年『M-1グランプリ』や『キングオブコント』など、他のお笑い賞レースと比較するとイマイチ盛り上がりに欠けるので、是非とも決勝まで進出して大会を盛り上げてほしいです。
また、ふかわりょうさんは、9月28日に一夜限りで16年ぶりに復活する特番『祝! 内村光良還暦祭り 内村プロデュース復活SP!!』への出演が発表されており、『バラいろダンディ』は9月末をもって終了することも決まっていますし、今後また芸人としての活動が増えていくことに期待したいです。