人気お笑いコンビ・さまぁ~ずは現在8本のレギュラー番組を持ち、テレビで観ない日は無いほどの売れっ子コンビとなっていますが、三村マサカズさん(47)は出演者側として現在のテレビ番組に対して不満を持っているようで、22日、自身のTwitterにて不満をぶちまけ怒りをあらわにしていたことから話題になっています。
三村さんは某テレビ局について「企画重視」「これで視聴率を狙う。いいときはいい。駄目になると最終回。主役のタレントはワイプで処理」と、タレントがないがしろにされている現状を指摘し、「いい加減タレントは怒りますよ!もっと魂のこもった番組を。そうすれば、視聴者はついていく思います」と苦言を呈しました。
今回三村さんはどの番組に不満を持っているのかは明かしておらず、どの番組を批判しているのか定かではありませんが、以前からこうした方針に不満を持っていたようで自らも各方面に思いをぶつけている事を明かしています。
続けて、「タレント代表してどうどうとしゃべれればしゃべりたい」として、さらに「結局、テレビなんて媒体は元々二流だったんだよね。それがさ、一流大学の就職先になってさ、俺らテレビ観てて、落ちこぼれた人間にとって救いの場所だったわけ。情報なんていらない。情報はみるひとが選ぶ。後は歌と笑いを真剣にお願いします」とテレビ番組への思いをつぶやきました。
この三村さんのつぶやきに対し、ファンから「テレビは娯楽であるため肩肘張らずに楽しめば良いのでは?」との意見がくると、「それはさぁ、見る側の意見。あってるんたけどさぁもっと面白いんだけど。例えば各お笑い芸人に責任持たせて30分の番組やるの。歌とかドラマ要素いれたりするの。ダメだったら俺ら自分達の責任」と、作り手側としてのタレントが置かれている立場を明かしました。
これにネットでは、
- テレビがつまらない方向に動いているのは同感。テレビ自体が求められてない時代に移行してきている。
- 最近のテレビは、バラエティもドラマも作り方の方程式があるように思う。それに沿った形でしか作れないから、俳優や芸人、ドラマのストーリーが違っても、すべて同じようにしか見えない。同じものしかやっていないからツマラナイ。
- テレビがビッグビジネスになっちゃって、タレントに枠もたせて、ダメだったらタレントの責任なんて、出来ない時代になってるんだよね。
- 私は企画重視でいいと思います。最近のタレントありきの、タレント事務所のごり押しみたいな番組の方がつまらない。
- 面白い企画を考えるスタッフもいない、それに応えられる能力のあるタレントもいない、で、金もない。しかし事務所の要求に応じたタレントは使う。結果低視聴率と悪循環だね。この悪い流れはそう簡単に変わらないだろうな
などのコメントがありました。
以前は各テレビ局、各番組がバラエティに富んでおり、ワクワクしながら観たものでしたが、最近のバラエティ番組はどれも似たような内容のものだったり、コンプライアンスが厳しくなっているため守りに入っているものが非常に多く、面白いと思える番組がほとんどありませんね。
以前に比べてテレビを観る人も減り視聴率が下がっているため、挑戦的な番組を作るのはなかなか難しい状況にあるのかもしれないのですが、三村さん達の世代やそれよりも下の世代の方達がどうにかしてこの悪い流れを変えていってほしいものです。