『爆笑オンエアバトル』(NHK)や『エンタの神様』(日本テレビ系)等のお笑い番組に出演し、ネタ中の「間違いないっ!」という決めゼリフで大ブレークをしたお笑い芸人の長井秀和さん(45)。
以前は度々テレビ番組に出演していたものの、数年前からほとんど姿を見なくなり“あの人は今”状態となっていますが、週刊誌『女性自身』が長井さん本人に取材を行い、現在どのような活動をしているのかが明らかとなっています。
同誌によると、女優・田畑智子さんの自殺未遂騒動で、交際相手で俳優の岡田義徳さんの自宅前に報道陣が詰めかけていた11月上旬、紺色のジャージにサングラス姿の男性が通りかかり、その傍らには妻のように寄り添って自転車を押す女性の姿があったそうなのですが、この男性が長井さんだったといい、報道陣の前でおもむろにサングラスを外したことから長井さんだと分かったとのこと。
後日、『女性自身』が長井さんに直撃取材を行ったところ、現在は英語の先生もやっていることや、連れ添っていた女性は英語の生徒だと告白。
さらに、ダンスチームもやっているといい、顔が知られていることからパーティーなど、様々なところに呼ばれてネタを披露しているそうで、その他にもクレーンの会社で警備員のアルバイトもやっていることを明かしています。
<↓の画像は、ダンスを踊る長井秀和さんの写真>
また、長井さんはクレーンの免許を2つ所持し、ほとんどのクレーンを操作することができるといい、クレーンの仕事をやりたいと思っているそうなのですが、月25日働かないと正社員になることは出来ず、今は英語教師などもやっていることから、暇になってからにしようと思っているといい、現在は現場の勉強にとクレーン現場のガードマンをやっているそうです。
これに対してネット上では、
- 特に芸もないのに、甘い汁を吸いに芸能界に戻って来るエセ芸能人もいる中で一般社会で頑張ってるのは立派
- エンタに出てた人で、なんだかんだ安定してテレビ出てる人や、地方営業で成功してる人や、他仕事で難なくしている人、事故で亡くなった人、結局元の水商売に収まった人、母になった人色々いてるけど、どん底になってる人も少なくない。テレビって怖い。
- 今の方が充実してる感じやな
などのコメントが寄せられていました。
長井さんは1999年に、同居して長年連れ添い、無名時代を支えていた内縁の妻と結婚し、2005年3月には第1子となる長男が誕生したのですが、2007年5月下旬にフィリピンに滞在中、17歳の少女にわいせつな行為をしたとして現地の警察を名乗る男数人に身柄を拘束されるという騒動を起こし、さらに同10月には、アメリカ留学中にカナダ人タレント・アンナさんとの不倫を週刊誌『フライデー』によって報じられ、同誌にはキスプリクラ写真も掲載され、2008年11月に妻と離婚していた事が判明し、長井さんは会見で度重なる女性問題などについて「自分のしてきたことは極めて軽率だった」と反省。
また、離婚の原因については「40%がフィリピン人、50%がカナダ人」と語り、アメリカ・ニューヨークに留学中の2008年4月に妻から離婚を切り出され、9月から本格的に協議に入ったことを明かし、長男の親権は妻が持ち、慰謝料・養育費については「法律で割り出される正当な金額を払います」と話していました。
<↓の画像は、『フライデー』に掲載のプリクラ写真とツーショット写真>
ちなみに、フィリピンでの騒動で、長井さんが所属する芸能事務所『タイタン』は、長井さんに非は無く詐欺(美人局)の被害者であるとし、太田光代社長は「長井が悪いみたいになってますけど、フィリピンのことは本当に被害者。あのせいで奥さんと会えなくなった」とかばい、さらに長男とは4ヶ月に1回の頻度で会っていることを明かし、「養育費も10万円払ってる。そのために頑張って働いています」とも話していました。
また、長井さん本人が2013年4月に『解禁!暴露ナイト』(テレビ東京系)に出演した際に事件の詳細を告白しており、17歳とされていた少女は実際には24歳の成人女性で、性行為はなかったと話していました。
しかし、このスキャンダルによって長井さんは仕事は激減し、以降テレビ番組に出演することはほとんど無くなってしまったのですが、長井さんは2007年に「世界に通用するコメディアンを目指す」という目的で単身ニューヨークに渡り語学留学し、2008年4月からは現地のコメディークラブで英語によるライブを1~2週間に1度のペースで開催。
そして、2011年7月には英検準1級を取得しており、都内の外資系企業や保険会社などの法人を大賞に週3日英語の教師を務めていることを2012年8月にイベントに登場した際に明かし、「それでなんとか食ってる感じです。」と話していました。
そんな長井さんは現在、クレーンの仕事をやるために免許を取得し現場の勉強もしているとのことですが、現在でも芸人としてお笑いライブに参加したり、来年公開予定の辻仁成監督の映画『TOKYO デシベル』に出演するなど、芸能活動を続けています。
数々の女性問題やブームが過ぎ去ったことによって“あの人は今”状態となってしまいましたが、これからも才能を活かして幅広く活動をしていってほしいと思いますね。