『100日後に死ぬワニ』続編開始に冷やかな反応。電通案件疑惑で炎上、アニメ映画は大コケも…
4年前にX(旧ツイッター)で連載され大きな反響を呼び、書籍化に加えてアニメ映画化もされた“100ワニ”こと『100日後に死ぬワニ』の続編が、21日から作者・きくちゆうきさん(本名=菊地祐紀 38歳)のXで連載されることが発表され、ネット上では様々な声が上がっています。
『100日後に死ぬワニ』は、主人公のワニが事故で死ぬまでの100日間の日常を描いた作品でしたが、続編タイトルは『100日後に死ぬ(×)ネズミ』とし、ワニと親友・ネズミのその後について21日から100日間にわたり描くといいます。
<↓の画像は、続編『100日後に死ぬ(×)ネズミ』のイラスト写真>
続編制作が決まった経緯は、『双葉社』から続編を描かないかとのオファーがあり、読者からも続きが気になるといった声が現在も寄せられているため、登場キャラクターたちのその後について描くことを決めたそうです。
<↓の画像が、作者・きくちゆうきさんの写真>
きくちゆうきさんは続編の連載開始にあたり、「今現在、生きているみなさん一人一人、楽しいことツラいこと、色々経験して生きていると思います。ネズミも、ワニとの経験があり、それでも楽しいことツラいこともあり、みなさんと同じように生きています。『その後』のネズミの日常を今を生きている者として、『ネズミはどうなっていくのだろう?』『ワニはどうなったのか?』などと思いながら読んでいただけるとうれしいです。」
とコメントしています。
<↓の画像が、作者・きくちゆうきさんのコメント全文の写真>
双葉社もコメントを発表し、「テーマは『自分らしく生きること』。近くにいる相手を知っているようで知らない時代に“寄り添うことの大切さ”となります。親友や恋人、親など大事な人が突然いなくなったとしたら、アナタならどう生きていきますか? そんな問いに対する答えのヒントを、本作から見つけていただけたら幸いです。」
としています。
きくちゆうきさんは21日からの続編連載開始にあたりXで、【あの日】とのタイトルで4つの4コマ漫画を新たに公開し、100日目にワニが道に飛び出した小鳥を助け、車に轢かれるまでを描いています。
<↓の画像が、きくちゆうきさんが新たに公開した4コマ漫画>
そして、『100日後に死ぬ(×)ネズミ』の連載開始発表を受けてネット上では、
- いや次々と100日で殺すなよw
- ワニの稼ぎが尽きたので続編かな?
- なぜまだ金になると思った双葉社よ
- 自分から始めても蛇足 言われて始めるなら完全にそれ以下になるのがもうわかる
- 電通案件って炎上してたの記憶しかない
- あんだけ燃えてまだ擦ろうとする根性は買う
- また電通のゴリ押しですか? アレだけの大敗をしておいてどう展開するのかは気になりますが
- リアルタイムでの盛り上がり重視の作品を、完全に熱が冷め炎上の記憶は残った状態で続けて盛り上がるのか…?
- もう100ワニは映画、グッズ、カフェと大爆死してオーバーキル状態でしょうに。墓を掘り返すな。
- 100ワニは最後の最後で見事にコケてしまった残念な漫画だったな。
それまで盛り上げて来ててラストはまあ微妙ではあったんだけど、それ以上にあからさまな商業展開がファンをガッカリさせた。
映画もねえ・・・。作者は組む相手を間違えたと思う。グッズの転売ヤーが爆死していたのだけは愉快だった。
などの声が上がっています。
『100日後に死ぬワニ』は2019年12月から連載がスタートし、「死まであと〇〇日」とカウントダウン形式で最終回が近づくにつれてネット上で注目を集め、様々なメディアも作品を取り上げていたことで話題になり、ラスト100日目はXでのいいね!件数が国内最高の214万件、アクセス数は2億回を突破するほどの大反響を呼びました。
しかし、連載終了後に『小学館』から作品をまとめた本が出版されるだけでなく、アニメ映画『100日間生きたワニ』の公開発表や、『いきものがかり』とのコラボムービーがYouTubeで公開、雑貨チェーン『Loft』のポップアップストアで数十種類のグッズ販売、『楽天コレクション』でオンラインくじがスタートするなど、様々なメディアミックス展開が同時に解禁されたことで、急に商売っ気を出してきたとして物議を醸しました。
また、大手広告代理店『電通』の関与が疑われ、これまでの反響を巡ってもステルスマーケティング(ステマ)疑惑が浮上するなどし、きくちゆうきさん等は電通の関与などをキッパリ否定しましたが、連載終了後に様々な噂や憶測が飛び交い大炎上騒動がしばらく続いた結果、作品のファンが激減しました。
そうした中で、連載終了から1年以上経った2021年7月に、神木隆之介さん、中村倫也さん、木村昴さん、ファーストサマーウイカさん、新木優子さん、山田裕貴さん、杉田智和さんなどを声優に向けた映画『100日間生きたワニ』が公開されましたが、多くのファンが離れてしまったことにより、公開から17日経った時点での累計興行収入は約4,900万円と見事な大爆死となっていました。
この他にも様々な騒動があったことから、続編『100日後に死ぬ(×)ネズミ』に対して冷ややかな反応が多く上がっていますが、ワニやネズミのその後をどのように描くのか気になるところで、明日からの連載に注目していきたいです。
関連記事
- 100日後に死ぬワニが電通案件疑惑で炎上もアニメ映画化。神木隆之介や中村倫也ら声優起用、ネットで辛辣な声噴出(2021年2月17日)
- スラムダンクが映画化、新作劇場版アニメ製作発表。作者・井上雄彦が電撃発表し内容に注目、ネットでは賛否両論も…(2021年1月7日)
- 『100日後に死ぬワニ』電通案件疑惑で炎上。作者きくちゆうき&いきものがかり水野良樹が完全否定も批判続く(2020年3月21日)
- 犬山紙子『100日後に死ぬワニ』100日目を二次創作、スッキリで公開し炎上。作者・きくちゆうきは感想求められ…(2020年3月20日)
- ハンター×ハンター再び休載…冨樫義博が連載休む理由は病気? 週刊少年ジャンプ52号で休載発表、再開時期は…(2018年11月26日)
オワコン過ぎる
金でしかない
他の描けんのかコイツ(-。-)y-゜゜゜
むしろ100日後にデスるべきは作者w 伝説になるぞ(∩´∀`)∩