立憲民主党の推薦を受け、今年7月の参議院議員選挙・愛媛選挙区に無所属で出馬するも落選したタレント・高見知佳さん(たかみ・ちか 本名=高橋房代)が、急死していたことが分かりました。60歳でした。
各報道によると、高見知佳さんは21日13時半ごろに愛媛県新居浜市内で亡くなったといい、テレビ朝日の報道によれば死因は「ガン性腹膜炎」とのことです。
高見知佳さんは参院選で落選後の今年秋ごろに体調を崩し、検査を受けたところ卵巣や肺にガンが見つかり、11月から入院し治療を受けていたそうです。
高見知佳さんの訃報を受けてネット上では、
- 親孝行の明るい娘さんだったのに、早すぎて悲しい報です。慎んでお悔やみ申上げます
- 「アイアイ・ゲーム」で山城新伍さんと軽妙な掛け合いで司会進行されていた印象が強い。参院選にも出馬されていたが、体調を崩してからが早過ぎる。
- あまりに突然のことで驚きました。リアルタイムに見ていた人でキュートって言葉が似合うアイドルでした。あまりにも早すぎます。
年末のこの時期になって次々と(発表も含めて)続いていて本当に悲しいです。 - 藤村俊二さん、オヒョイさんと一緒に土曜日のお昼にやってた番組が好きでした。
テレビグラフィティーって番組だったような。元気なイメージしかない人だったので信じられない気持ちで一杯です。
などの声が上がっています。
高見知佳さんは中学生時代の1978年に、のど自慢番組への出演がきっかけでスカウトされ、同年に芸能事務所『田辺エージェンシー』からアイドル歌手としてデビューし、同期の歌手は石野真子さん、石川ひとみさん、杏里さん等です。
<↓の画像は、アイドル歌手時代の高見知佳さんの写真>
歌手デビュー後は明るいキャラクターにより、『アイ・アイゲーム』(フジテレビ系)や『所さのただものではない!』(同)など、様々なバラエティ番組やCMに出演し活躍したほか、女優としても活動し映画『蒲田行進曲』などに出演していました。
また、1988年~1994年にかけては情報ドキュメンタリー番組『追跡』(日本テレビ系)の司会を務め、その後1995年~2000年には『スタジオパークからこんにちは』(NHK)で司会を務めていました。
プライベートでは2001年7月に、メキシコ系アメリカ人コーディネーターで12歳年下のマーク・エスパーザさんと結婚、2002年に長男・望亜さん(のあ 20歳)を出産しましたが2018年に離婚し、離婚後は母親(90)の介護のため愛媛県新居浜市に長男を連れて移住しました。
そして、今年7月には参院選に出馬しており、変わらず元気な姿を見せていただけに突然の訃報には驚きましたね…。
今月に入ってから、『C-C-B』のボーカル&ドラマー・笠浩二さん(享年60)、俳優・タレントの渡辺徹さん(享年61)、志垣太郎さん(享年70)、歌手・水木一郎さん(享年74)、女優・タレントのあき竹城さん(享年75)など、数々の芸能人の訃報が伝えられており、それぞれ死因は病気によるものですが、少し前まで元気に活躍していただけにショックの声が相次いでいます。
高見知佳さんも7月まではパワフルに選挙活動を行っていましたし、まだまだこれからの年齢だっただけに残念でなりません。
高見知佳さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。