過激パフォーマンスグループ『電撃ネットワーク』のリーダーで、『ダチョウ倶楽部』の初代リーダーとしても知られる南部虎弾さん(なんぶ・とらた 本名= 佐藤道彦)が、20日に急死していたことが明らかになりました。72歳でした。
南部虎弾さんの訃報は電撃ネットワークの公式X(旧ツイッター)で伝えられ、死因は「脳卒中」で、20日23時55分に亡くなったとのことです。
通夜・葬儀は近親者のみで執り行い、後日お別れ会を行う予定とし、「突然の悲しい出来事に、困惑しておりますが、ファンの皆様を大事にしてきた南部虎弾に代わり、思いをお伝えいたします。長い間、応援ありがとうございました」
とコメントしています。
南部虎弾さんは『第一生命』の営業マンを経て劇団『テアトル・エコー』に参加し、ダチョウ倶楽部の前身であるコントグループ『キムチ倶楽部』で活動を行い、1985年に上島竜兵さん、肥後克広さん、寺門ジモンさんと共にダチョウ倶楽部を結成し、初代リーダーに就任しました。
<↓の画像は、ダチョウ倶楽部が4人組時代の写真>
しかし、メンバーとの方向性の違い、仲違いなどが原因で1987年に脱退し、1990年に過激なパフォーマンスを売りとした電撃ネットワークを結成、海外では『トーキョー・ショック・ボーイズ(Tokyo Shock Boys)』の名で活動し、現在まで国内外で活動を展開していました。
<↓の画像は、電撃ネットワークのメンバー写真>
そんな南部虎弾さんの訃報を受けてネット上では、
- エスパー伊東さんを追うように急すぎる
- お悔やみ申し上げます。エスパー伊東さんに会いに行ったのかな。もう会えたかな。
- こないだエスパーさんの訃報に関してコメントしてたよね。死因からして突発的なのはわかるけど、それにしても…絶句。
- 急すぎる…会いたがっていたから、呼ばれちゃったかなあ
- エスパー伊東さんの死で精神的に大きなダメージ受けたのかな…。ご冥福をお祈りします。
- 耳を疑った…エスパーさんの話とかいろいろあった中で、と同時に72歳だったのか…未だに色々体張ってるからもっと若いと思ったが、年末の坂田師匠といいエスパーさんに南部さん…強烈な芸人が次々と ご冥福をお祈りいたします
できるなら、ギュウゾウさんやダンナ小柳さんが電撃の光を照らし続けてほしい
などの声が上がっています。
南部虎弾さんは、16日に「てんかん重積」により63歳の若さで亡くなったピン芸人・エスパー伊東さん(本名=伊東万寿男 いとう・ますお)と親交が深く、エスパーさんの訃報に対して自身のフェイスブックやXで現在の心境を綴っており、SNSは18日まで更新を続けていました。
<↓の画像は、エスパー伊東さんと南部虎弾さんの写真>
今後開催されるイベントへの出演告知なども行っていたほか、昨年末には近所の居酒屋で偶然会ったという俳優・橋爪功さん(82)との2ショット写真も公開し、変わらず元気そうな姿を見せていただけに、突然の訃報に驚きました。
<↓の画像は、南部虎弾さんが昨年末にフェイスブックに投稿した橋爪功さんとの写真>
死因は「脳卒中」(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血など)とのことですが、南部虎弾さんは持病の糖尿病の悪化によって2017年に入院、さらに心不全の状態になったことで心臓バイパス手術を受け、2019年には妻をドナーとして腎臓移植手術も受けました。
ただ、その後も電撃ネットワークとしての活動を行っていましたし、エスパー伊東さんの分まで今後も様々な活動を頑張ってほしいと思っていただけに、後を追うように亡くなられてしまったのは残念でなりません。
南部虎弾さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。