“本格派陰陽師”として様々なテレビ番組に出演し、人生アドバイザー・占い師としても活動していた石田千尋さん(いしだ・ちひろ 別名=胸形千尋)が、昨年末に“変死”していたことが週刊誌『フラッシュ』の報道で明らかになりました。
石田千尋さんは「平成の陰陽師」などと称され、『奇跡体験!アンビリバボー』(フジテレビ系)、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)、『うたばん』(同)に出演し、怨霊に取り憑かれた人と対話し、怨霊を退治する様子を公開するなどしていました。
また、『携帯陰陽師石田千尋』というサイトで開運コンテンツの配信や悩み相談、『ニコニコ動画』での公式チャンネルでライブ配信をしたり、様々な活動を行っており、ツイッターやブログも定期的に更新していました。
しかし、昨年末を最後に更新が停止しており、ファンからは心配の声が上がっていたのですが、フラッシュの取材で昨年亡くなっていたことが判明したとのことです。
フラッシュの取材に応じた石田千尋さんの知人は、「石田とは一緒に仕事をしていましたが決裂して10年以上、会っていません。今年になって知人から『亡くなったそうだよ』と聞いたんです」「かつては非常に羽振りがよく、自宅兼オフィスとして、渋谷に豪邸を購入したんです。でも、そこは買った人が皆、住まいを失う“呪われた家”といわれていまして……」
と語っています。
“呪われた家”と言われる豪邸は2008年に購入し、1億円以上の価値があるものだったそうですが、2014年に自治体から差し押さえられていたとのことです。
知人によれば、その頃から石田千尋さんに異変が見られるようになったといい、「占いの仕事で客と揉めたり、金銭トラブルを抱えたり……。さらにはSNSで外国人差別などのヘイト発言を繰り返すようになっていました」
と明かしています。
石田千尋さんは晩年、アメリカの陰謀論集団『Qアノン』の信奉者となっていたそうで、それによってブログやツイッターでも陰謀論を唱えており、昨年12月29日までツイッターの更新を続けていましたが、その日を境に音沙汰が無くなったそうです。
フラッシュの取材によると、石田千尋さんは豪邸を手放した後に男性A氏のもとに身を寄せ、関東某所にある普通の一軒家で生活していたといい、A氏に石田さんのことを聞くと、「昨年12月31日にここで亡くなられたんですけど、自分は彼の親族でもなんでもないので…」と答え、警察に通報後は石田さんの弟が見つかり、その後は全て石田さんの弟が片付けていったとしています。
石田千尋さんが亡くなった時の状況や死因については、「僕が見つけた時には、すでに息がない状態でした。なので、警察では『変死』として扱われています。最終的な死因などは、親族でない僕にはわかりません」
と答えています。
なお、自宅などで亡くなった場合にはその場で死因を特定できないため、警察は「変死」として遺体を扱い、その後に監察医が死因の特定を行います。
石田千尋さんとA氏の関係は、A氏はかつて石田さんの会社で働いていたそうで、仕事も住むところも無くなって困っている石田さんに部屋を貸してあげていたといい、「彼は犬を飼っていたので、犬たちを路頭に迷わせたくないという思いもありました。持病がなんだったのか、なども聞いてないんです。それでも最後の方は一目で体調の悪さが伝わったので『病院に行った方がいいのでは?』と何度も言ったのですが、通院したがらなくて……。『年が明けたら、病院に連れていきますからね』と言った矢先に亡くなられたんです」
と明かしています。
<↓の画像は、石田千尋さんと愛犬の写真>
そして、石田千尋さんの訃報にネット上では、
- やっぱり占いとか霊的な事商売にしてるとこうゆう事になるのね…
- 占い師で順風満帆に穏やかな老後を迎える人て少ないわね。他人の念や恨みのパワーを背負いこむから
- 除霊が胡散臭かったわ。陰陽師のお仕事を間違えてるみたいだし、実際は織田無道と同じ様なものかしらね
- 霊感商法やってた人が晩年陰謀論にハマるというのはなんつーか因果やなって
- 金スマ悪霊退治覚えてるわ。もう何年もテレビで見た記憶がないけど、アレから色々とあったのね
- アンビリバボーは反響の割にすぐ出なくなって、別の普通の坊さんの悪霊祓いを陰陽師の悪霊祓いみたいに特集する苦肉の策みたいなコーナーにしてたな
思えばあの頃からスタッフと揉めて降りたりしてたんやろか - 家の娘に御札を下さいました。私の見た限りお金で動く方では有りませんでした。
厳しい顔も有りますがその人にとってためになる勉強になることを話しておられました。
他人に優しく自分に厳しすぎる様な方ではなかったかな。身体の不調は心も蝕みます。ご冥福をお祈り致します。 - リフォーム番組で、お祓いするのに依頼者が部屋を片付けていない事を叱責する場面がとても印象的で、きっちりされている方だというイメージが強かった。
自分自身のマネージメントはそうでもなかったのが残念。
などの声が上がっています。
石田千尋さんは2017年時点で今年50歳だと明かしており、54歳という若さで亡くなったようですが、死因は一体何だったのかは気になるところですね。
<↓の画像は、石田千尋さんの過去のツイート写真>
石田千尋さんのツイッターを確認すると、発熱などの体調不良を訴えており、昨年12月16日には「もう異常体調病状悪化で日常生活が成り立たない。辛い。」、同20日には「体調病状悪化で辛い。早く助けて欲しい。先ずかなりの日常生活に悪影響を来す病だから仕方ない。」、翌日には「かなり危険な状態。兎に角倒れる状態。免疫力低下で辛い。」「動け無い。辛い。薬を飲んでから少し食事。もうダメだ」などとツイートしていました。
26日には「今、10:31急に意識を失い倒れた。もう終わりだ。」「疲れて何も出来ない。仲間と一緒に最後居たい。」などと投稿し、それから3日後に「まだまだ十分戦える。諦めない。」と投稿したのを最後に更新が停止していました。
<↓の画像は、石田千尋さんが亡くなる前のツイート写真>
石田千尋さんは亡くなる前に、発熱や悪寒、めまい、耳鳴り、息切れ、体の痛み等の症状を訴えており、新型コロナウイルスに感染していた可能性もありそうです。
かつては『金スマ』などに出演しテレビでも活躍していたものの、いつの間にかメディアから姿を消し、それから色々とあったようですが、まだまだこれからの50代半ばで亡くなってしまったというのは残念ですね。
石田千尋さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。