俳優・タレントの阿藤快さん(旧芸名=阿藤海 本名=阿藤公一)が、自宅にて死去していたことが16日に明らかとなりました。69歳でした。
情報番組『ノンストップ!』(フジテレビ系)の報道によると、阿藤さんは少し前から背中が痛いと話しており、昨日仕事現場に来なかったことから、14時頃に親族と事務所のスタッフが阿藤さんの自宅マンションを訪れたところ、眠るように亡くなっているのを発見したそうで、病死とみられるとのことです。
阿藤さんは東京都立大学法学部卒業後に劇団俳優座の舞台部に加入し、俳優の原田芳雄さんの薫陶(くんとう)を受けたことや、中村敦夫さんの誘いをきっかけに役者を目指すようになり、俳優デビューした当初は悪役が多かったものの、1988年に放送の『教師びんびん物語』(フジテレビ系)で田原俊彦さん演じる主人公の同僚教師役でレギュラー出演し、お茶の間の人気を獲得。
その後数多くのドラマや映画に出演する一方、『ぶらり途中下車の旅』(日本テレビ系)などのグルメ番組や旅番組でリポーターとしても活躍していました。
そして、突然の訃報に対してネット上では、
- 早すぎだし、残念です…役者としても、レポーターとして存在感が大きくて…見れなくなるのが信じられません。
- えっ、ウソでしょ?!いつも元気だったイメージがあるから信じられない。死因は何だろう…。とにかく驚いてます。
- 何かの間違いではと思うくらい信じられない。ちょっといきなりすぎて…言葉がない早すぎるよ
- あまりにも突然過ぎて言葉が見つからない…。ご冥福をお祈りします。
- 突然のことでびっくり。年齢的にも、テレビのご様子からも、まだまだご活躍が見れると思っていたのに…ご冥福をお祈りします。
などのコメントが寄せられてます。
阿藤さんは10月13日に都内で行われた映画『シネマの天使』の完成披露上映会に出席しており、偏食家としても知られるイケメン俳優の本郷奏多さんに「本郷くん、饅頭は大丈夫なの!? 噂に聞いているよ。グミしか食わないんじゃないかって」と言って爆笑をとるなど、特に変わった様子はなかったようですし、10月よりスタートした阿部寛さんが主演の連続ドラマ『下町ロケット』(TBS系)にもこれまでと変わらない姿で出演していたことから、亡くなってしまったということが未だに信じることができません。
これからも俳優としてだけでなく、グルメリポーターとして活躍し続けてほしかったですし、口癖である「なんだかなぁ~」がもう聞けないと思うと残念でなりません。
阿藤快さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。