芸トピ

歌手・門倉有希が急死、享年50。乳がん発覚の経緯や症状・治療方法を告白。状態改善も活動休止から1年半で亡くなる

門倉有希が50歳で死去、死因の病名公表。紅白出場歌手が闘病5年、デビュー30周年に亡くなる…

1996年に『NHK紅白歌合戦』にも出場し、今年デビュー30周年を迎えた歌手・門倉有希さん(かどくら・ゆき 本名=村越充恵)が、6日午前5時30分に亡くなられことが分かりました。50歳でした。

7日に門倉有希さんの公式サイトやブログが更新され、個人事務所『株式会社門倉有希音楽事務所』の代表名義で、「2019年2月に乳癌が発覚し5年4ヶ月間、闘病生活を続けながらステージに立ち続けてきましたが一昨年12月から体調不良でお休みを頂戴し、今年はデビュー30周年、もう一度ステージに立つ為、治療に専念してまいりましたが6月6日に永眠いたしました。」と訃報を伝え、死因となった病名は5年前に公表した「乳ガン」としています。

門倉有希さんは1994年にシングル『鴎…カモメ』で歌手デビューし、その後は“アイドル演歌歌手”として人気を獲得、1996年に『NHK新人歌謡コンテスト』でグランプリを受賞、このコンテストの特典で紅白初出場を果たしました。

<↓の画像が、デビュー当時の門倉有希さんの写真>

1998年にはシングル『ノラ』が80万枚超えの大ヒットとなり、その後も歌手活動を続ける中で、2019年に乳ガンを公表しました。

門倉有希さんの代表曲『ノラ』歌唱映像

その後も闘病を続けながら歌手活動を行い、2022年まで新曲をリリースしたり、ライブ活動も行うなどしていて、今年2月にはデビュー30周年を迎え、5月にベストアルバムをリリースしたばかりでした。

2022年10月発売の新曲『幸せの分かれ道』ミュージックビデオ

門倉有希さんの体に異変が起きたのは2018年夏ごろだったそうで、左胸の脇あたりに虫刺されのような小さな湿疹ができていることに気づいたものの、それまで病気とは無縁だったことで病院には行かなかったといいます。

その後も治らないことで皮膚科を受診するも湿疹と診断され、処方された薬を塗っていたところ、治るどころか湿疹が広がっていき、2019年2月に貧血を発症して緊急入院して検査を受けた結果、極度の栄養失調状態にあり、「ホルモンバランスの乱れからきた乳ガン」と診断されたそうです。

門倉有希さんは極端な偏食を続けていたといい、当時は栄養バランスが悪く高カロリーなジャンクフードやお菓子を好んで食べ、それを主食にしていたとのことです。

幸いにも見つかった乳ガンは深刻な状態ではなく、放射線治療と抗ガン剤治療を受けて順調に症状が改善していると4年前に明かしていました。

しかし、昨年に入ってからブログの更新が激減し、昨年2月の投稿を最後に更新が停止していました。

事務所の発表によれば、2022年12月から再び体調を崩していたそうで、新たなガンや転移なども見つかっていたのか詳細は不明ながら、少し前まで前向きに闘病していることを明かしいて、元気そうな姿も見せていただけに突然の訃報には驚きましたし、50歳という若さでこの世を去ってしまったのはただただ残念でなりません。

門倉有希さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。

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