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はじめてのおつかいのナレーター近石真介が亡くなる、享年91。ベテラン俳優の相次ぐ訃報に悲しみの声

近石真介が死去、死因を公表。はじめてのおつかいのナレーション、サザエさんの初代マスオさん役を担当。

国民的アニメ『サザエさん』の初代・マスオさん役で、人気バラエティ番組『はじめてのおつかい』(日本テレビ系)のナレーションを担当していた声優・俳優の近石真介さん(本名=近石安蔵)が、5日に亡くなっていたことが明らかになりました。91歳でした。

所属事務所『ムーブマン』は公式サイト上で近石真介さんの訃報を伝え、死因は「老衰」と公表した上で、「葬儀、告別式につきましては、親族・近親にて滞りなく相済ませましたことをご報告します。ここに生前のご厚誼に心より感謝し謹んでごお知らせ申し上げます。」としています。

近石真介さんは、早稲田大学第一文学部露文科を中退後に三井海上火災保険に就職し、職場の演劇部に入部したことがきっかけで役者を目指し、その後は様々な劇団で役者として活動していました。

結婚後は声優業を始め、洋画の吹き替えやナレーション等もするようになり、1969年10月から放送の『サザエさん』では初代・フグ田マスオ役を担当していましたが、舞台やラジオの仕事の関係で1978年6月にマスオさん役を降板しました。

また、情報ニュース番組『news every.』(日本テレビ系)内のコーナーや、旅番組『いい旅・夢気分』(テレビ東京系)など、テレビ番組のナレーションも数多く担当し、『はじめてのおつかい』では、番組がスタートした1991年から30年にわたってナレーションを担当していました。

そんな近石真介さんの突然の訃報にネット上では、

などの声が上がっています。

『はじめてのおつかい』といえば、近石真介さんの温かみのある優しいナレーションが思い出され、近石さんの声があってこそだと思いますし、晩年まで変わらない声でナレーションを担当していただけに、突然の訃報にショックが大きいですね。

近石真介さんが2013年12月放送『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)にゲスト出演時の音声動画

ちなみに、『はじめてのおつかい』は今年7月にも3時間特番が放送されたものの、近石真介さんが登場したのは過去のVTRを流した場面のみだったようで、昨年9月放送の特番では番組予告でもナレーションを担当し、これまでと変わらない声を披露していました。

2020年3月には、2代目・マスオさん役を担当していた声優・増岡弘さんが83歳で亡くなり、8月には『ルパン三世』シリーズで次元大介役を演じていた小林清志さんが89歳で亡くなりました。

様々な作品で聞き慣れた大ベテラン声優が相次いでこの世を去っており、仕方がないことではあるものの、近石真介さんの声が聞けなくなってしまうのは非常に寂しく、残念な気持ちでいっぱいです。

近石真介さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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