美容家・佐伯チズが死去、死因は難病のALS。病気公表から約2ヶ月、進行スピード早く帰らぬ人に…

訃報
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カリスマ美容家・佐伯チズ

今年3月に難病「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」を公表したカリスマ美容家・佐伯チズさんが、5日に亡くなられていたことが明らかになりました。76歳でした。

9日に公式サイトやブログが更新され、佐伯チズさんが6月5日にALSによって亡くなったことを発表し、「2020年3月にALSとの診断を受けて以降、本人の強い意志のもと、美容家として全うすること、佐伯チズらしくあることを第一義に病と向き合ってまいりました。」とし、葬儀は遺族の意向で親族のみで執り行ったと伝えています。

お別れ会などについては、状況を見極めて遺族や所属事務所関係者で検討し、決定次第報告するとしています。

<↓の画像は、佐伯チズさんの公式サイトに掲載された訃報全文の写真>
佐伯チズの訃報

そして、佐伯チズさんの訃報を受けてネット上では、

  • 亡くなるまでが早すぎて衝撃。ご冥福をお祈り申し上げます。
  • ご病気を公表されてから早くて驚きました。関西のテレビでコメンテーターをされていらしたので、よく拝見してました。本当に残念です。
  • え?え?この前病気を公表されたばかりではないですか、、突然で驚きました。とても悲しいです。
    そんなに急激に悪化したのでしょうか?先日も、本も出されたと記事で読みました。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
  • 早いですね。ALSと発表されたのが3月。数か月前は普通に活動されていたはずですが。少なくとも表向きは。もう少しゆっくり進行する病かと思っていました。
    まだまだ活躍できたのに、ご無念でしょうね。せめて安らかにお眠りいだだきたい。
  • チズさん、さようなら。チズさんの本、時々読み返しています。天国でご主人と再会できているといいな。ご冥福をお祈りします

などと死を悼む声が上がっています。

佐伯チズさんは美容室勤務を経て、1967年にフランスの化粧品メーカー『Guerlain(ゲラン)』に入社、1982年からフランスの高級ファッションブランド『Dior(ディオール)』のインターナショナルトレーニングマネージャーとして美容部員の指導などを担当していました。

2003年に定年を迎えた後は、エステサロン経営や美容施設のプロデュースなどを行うなど精力的に活動し、情報バラエティ番組などでコメンテーターを務めるなど幅広く活躍していました。

2018年のイベント出席時の佐伯チズさんの映像

しかし、昨年秋ごろから右足に違和感を抱き、昨年末には足を思うように動かせないほど症状が悪化、いくつかの病院で検査を受けた結果、難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症していることが明らかになり、車イスでの生活を余儀なくされました。

ALSは手足の他に、のど、舌など呼吸に必要な筋力が徐々に落ちていく原因不明の病気で、現時点ではALSの改善に効果的な治療薬などは無いため、症状の進行スピードを遅らせたり、緩和させるための治療やリハビリを行うというのが一般的とされています。

佐伯チズさんもALSを公表した3月時点で、のどや舌の筋力が落ちていたようで、YouTubeに投稿されたメッセージ動画では、ろれつが回らず話しづらそうな状態にありました。

3月に公開された佐伯チズさんのメッセージ動画

ALSは症状が進んでいくと、最終的には呼吸筋も動かなくなり呼吸不全で亡くなるケースが多く、発症から亡くなるまでの年数は約2~5年とされているのですが、症状に気づいてから1年足らずで亡くなってしまったというのは驚きました。

佐伯チズさんは症状の進行を遅らせるため前向きに治療に取り組み、「夢は薬。諦めは毒。」として諦めずに頑張っていくと語っていただけに、表舞台に復帰することなく亡くなってしまったのは残念でなりません。

佐伯チズさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

参照元
  • https://www.saekichizu.com/news/
  • https://ameblo.jp/saeki-chizu/entry-12602939074.html
  • https://www.jprime.jp/articles/-/17563
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