芸トピ

金八先生・大西さん役の俳優・織本順吉が亡くなる。佐々木すみ江らに続きベテラン役者がこの世を去る…

織本順吉が死去、死因は老衰。娘・中村結美が訃報伝える。『金八先生』等に出演、『やすらぎの郷』が遺作に…

大ベテラン俳優・織本順吉さん(おりもと・じゅんきち 本名=中村正昭)が18日、老衰で亡くなられていたことが明らかになりました。92歳でした。

所属事務所『アルファエージェンシー』が公式サイト上で、「織本順吉(本名 中村正昭)は、去る平成31年3月18日午後0時2分に、老衰のため永眠いたしました。92歳でした。密葬の儀は3月20日近親者のみにて相済ませました。ここに生前のご厚誼を深謝し謹んでご報告させていただきます。」と訃報を伝えています。

織本順吉さんの長女で、放送作家・脚本家の中村結美さんもコメントを寄せており、ここ数年は織本さんの足が弱り、自宅で立つことも出来なくなっていたため年明けから入院し、入院後から徐々に体の機能が衰えていき、亡くなったとしています。

<↓の画像が、織本順吉さんの長女・中村結美さんの写真>

また、織本順吉さんは「役者は出番が終わったら、静かに去って行くべきだ」と話し、延命治療は受けなかったそうで、医者からも「立派な老衰です」と言われたことを明かし、「本当に幸せな役者人生でした。90歳まで現場に出られたのは、老いた俳優をいたわり、おつきあい下さった全ての方々、そして作品をご覧下さった皆さまのおかげです。本当にありがとうございました。」と感謝の言葉を綴っています。

そして、織本順吉さんの訃報にネット上では、

などのコメントが寄せられています。

織本順吉さんは1949年から役者としての活動を始め、岡田英次さん、西村晃さん、木村功さん、高原駿雄さん等と共に『劇団青俳』を立ち上げ、1980年に解散するまで幹部俳優として様々な映画やドラマで幅広い役柄を演じており、深作欣二監督の作品に最も多く出演した俳優でした。

主な出演作品は、『仁義なき戦い』シリーズ、『連合艦隊』、『ゴジラ』、NHK大河ドラマ『新・平家物語』、『春日局』、『炎立つ』、NHK連続テレビ小説『わかば』、『3年B組金八先生』(TBS系)などで、最後の仕事は2017年5月上旬に撮影が終了したというドラマ『やすらぎの郷』(テレビ朝日系)だったそうです。

<↓の画像が、『やすらぎの郷』で芸能界のドン・加納英吉を演じた織本順吉さん等の写真>

織本順吉さんはメインではなく脇役を演じることが多かった俳優でしたが、複数の作品で印象に残る演技を披露しており、個人的には1999年~2000年放送の『金八先生 第5シリーズ』で演じたケアセンターのおじいさん・大西さん役の印象が強く残っています。

晩年まで複数の映画やドラマで活躍し、つい最近も何かの作品で観た記憶があり、すでに90歳を超えていたので仕方がないのですが、いぶし銀の演技をもう観られないというのは残念です。

織本順吉さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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