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田中邦衛亡くなる、享年88。家族がコメント発表。葬儀は家族葬、お別れ会の予定なし。

田中邦衛が死去、死因は老衰。北の国から・五郎さん訃報に悲しみの声。介護生活送り仕事復帰叶わず…

俳優・田中邦衛さん(たなか・くにえ)が、亡くなったことが明らかになりました。88歳でした。

発表によると、田中邦衛さんは老衰により、3月24日午前11時24分に亡くなったそうで、最期は家族に見守られながら、安らかに旅立ったとのことです。

田中邦衛さんの家族がコメントを発表し、「長年、応援してくださったファンの皆様をはじめ、多くの方々に支えられ、心に残る数々の作品に出会い、幸せな役者人生を歩むことが出来ました。ここに、生前の御厚誼を心より感謝いたしますとともに、謹んでお知らせ申し上げます。故人は、最期の日まで、皆様からの励ましを支えに、前向きに生きる気力と、周囲への感謝を持ち続けていました。すばらしい医療・介護チームのサポートのもと、私たち家族も、共にかけがえのない時を過ごすことができました。」と綴っています。

葬儀については、故人の遺志により、家族葬の形で執り行ったといい、お別れ会や偲ぶ会については実施する予定は無いとのことです。

そして、田中邦衛さんの訃報を受けてネット上では、

などと、死を悼む声が上がっています。

田中邦衛さんは1955年に『劇団俳優座』の養成所に入所し、1957年に映画初出演、1961年に加山雄三さん主演の『大学の若大将』で加山さんのライバル役を演じました。

田中邦衛さんが演じるコミカルで憎めないキャラクターが支持され、その後は『若大将シリーズ』のレギュラーとなり、それ以降は数多くの映画・テレビドラマに出演し、1989年からは『大正製薬 大正漢方胃腸薬』のCMイメージキャラクターを務めていました。

田中邦衛さん出演『大正漢方胃腸薬』CM動画

田中邦衛さんの代表作は『若大将』シリーズのほか、『網走番外地』シリーズ、『仁義なき戦い』シリーズ、『若者たち』、『学校』、ドラマ『北の国から』シリーズなどで、1993年に『日本アカデミー賞』の最優秀助演男優賞を受賞し、1999年に紫綬褒章、2006年に旭日小綬章を受章しました。

黒板五郎を演じた代表作『北の国から』名シーン動画

そんな田中邦衛さんの遺作は、2010年公開の映画『最後の忠臣蔵』で、これ以降は表舞台から遠ざかり、2012年に『北の国から』等で共演した俳優・地井武男さんが亡くなり、お別れ会の発起人の1人として参列したのを最後に、公の前から姿を消しました。

<↓の画像は、地井武男さんのお別れ会に参列した田中邦衛さんの写真>

その後2013年に、週刊誌『週刊女性』が隠居生活を報じ、情報番組『ノンストップ!』の取材を受けた田中邦衛さんの妻・康子さんは、「(俳優を続けることは)体力的に厳しいと思います」とした上で、「演技をする夢は夫婦2人でずっと持って生活しています。引退も何も、田中邦衛の人生そのものが役者ですから」と答えていました。

それから2年後の2015年には『週刊ポスト』が、田中邦衛さんが老人ホームに入居しリハビリに励んでいることを伝え、2017年に同誌の取材に応じた康子さんは、「体の状態ですか?車椅子の時もあれば、歩ける時もあります。芸能界への復帰については……分かりません。ただ、元気になってきていることは事実です」と語り、自宅に戻って生活しているものの、足腰が弱っているとのことでした。

それ以降、田中邦衛さんに関する情報は途絶えていました。

約10年前から表舞台に立つことが無くなり、体の状態が芳しくないと報道されていたことから、俳優復帰することはかなり難しいのだろうと思っていましたが、またいつかどこかで姿を見せてくれることに期待、願っていたことから、亡くなってしまったのは残念でなりません。

ただ、病気などで苦しむこと無く、最期は家族に見守られながら安らかに旅立たれたというは何よりですし、これからあの世でゆっくりと休んでほしいと思います。

田中邦衛さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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