漫画家・藤原ここあが31歳で死去。死因の詳細不明も病気か事故? 神田沙也加や声優の緒方恵美等から追悼メッセージ
漫画雑誌「月刊ガンガンJOKER」で連載中だった漫画『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』や、同誌で昨年まで連載され、2012年にはアニメ化もされた漫画『妖狐×僕SS』の作者で漫画家の藤原ここあさんが、3月31日に亡くなっていたことを「ガンガンJOKER」の編集部が公式サイトにて明らかにしました。31歳でした。
死因などについての詳細は明らかにされておらず、葬儀はすでに親族と近親者のみで執り行われたそうです。
連載中だった『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』に関しては、3月20日発売された2015年4月号掲載分にて最終回となり、単行本未掲載分の刊行予定などについては決定次第、誌面やオフィシャルサイトにて発表されるとのことです。
そして、この突然の訃報に対して、藤原さんの作品のファンだった方々は大きなショックを受けており、女優の神田沙也加さんやアニメの声優の方々などからは追悼のメッセージが寄せられています。
【以下引用】
『妖狐×僕SS(いぬぼくシークレットサービス)』などの作品で知られる漫画家・藤原ここあさんの死去に、女優の神田沙也加や、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジ役などで知られる声優・緒方恵美といった著名人がTwitterで追悼のメッセージをつづった。
4月8日、藤原さんが『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』を連載中だった漫画雑誌『月刊ガンガンJOKER』(スクウェア・エニックス)の公式サイトが、藤原さんが3月31日に亡くなったことを発表。
親族と近親者のみですでに葬儀を執り行ったと伝えた。同作品は3月20日発売の同誌4月号掲載分が最終回となった。
『妖狐×僕SS』ファンを公言する神田は、「藤原ここあ先生…嫌です、突然すぎます。妖狐×僕SS大好きでした」と突然の訃報に困惑。
「一ファンですが、いつかお逢いしたかったです。心からお悔やみ申し上げます」と哀悼の意を示した。
藤原さんの著作『dear』のドラマCD版で妃杈・スメラギ(きさら・スメラギ)役を演じた緒方は、「藤原ここあ先生が…!? なぜ、、、『dear』で妃●・スメラギ(きさら・スメラギ)役を演じさせて頂きました。信じられない。。でも、本当なんですね。。」と訃報に強いショックを受ける。
『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』のドラマCD版でサダルスウド役を演じた声優・山崎たくみは、「まほあくのCDドラマでお会いして『次回の収録の時は飲みましょうね』と約束したのに」と悔しさをにじませた。
『神風怪盗ジャンヌ』などの作品で知られる漫画家・種村有菜さんは「藤原ここあ先生がご逝去されたと聞いて、驚きとともにとても悲しいです…」と吐露する。
直接面識はなかったそうだが、「同じ漫画家として素晴らしい作品を生み出されるここあ先生を尊敬していました」と明かした。
また、藤原さんの公式Twitterには、ファンが
「ここあ先生の作品を世界をボクはいつまでもスキで居続けます」
「私の中で藤原ここあさんは永遠に生きています」
「ほんとに素晴らしくて楽しい作品をありがとうございました」
と追悼のコメントを寄せている。【引用元:トレンドニュース(GYAO)】
これにネットでは、
- dearを読んで好きになり、それからずっと読んでる漫画家さんでした。大好きでした。新しい漫画も面白くて、これから先も色んな漫画を届けてくださると思っていたので、本当に悲しい
- え・・・!?嘘だよね・・・。つい最近コミックも出ていたし。続きすごく楽しみにしていたのに。かなり動揺しています。
- マンガ好きにとってこんな形で失われることは大きな損失、今までもこれからも多くの人に必要とされるはずの”マンガ家”だったと思います。謹んでご冥福をお祈りいたします。
- 心筋梗塞とか、思わぬ事故とかそういう事なんでしょうけど、31歳は若すぎるし、漫画家として正にこれからという時に亡くなられ残念
- 人生何があるかほんとわからんな…わたしの狼さん。とか、好きな作家さんだっただけに残念でならない。
などのコメントがありました。
藤原さんはまだ31歳と非常に若く、あまりにも突然の訃報であることから、ファンや親交があった方々が非常に大きなショックを受けるのも分かりますね…。
そして、藤原さんの死因については発表されていないことから、自殺なのではないかとの声も一部から出ているのですが、藤原さんのTwitterを見てみると、亡くなる6日前の3月25日に27日に引っ越しを控えていること等を報告しています。
(↓の画像が、25日に投稿されたツイート)
こうしたツイートをしているため、自殺の可能性は低いのではないかと思われるため、病気や事故によって亡くなられてしまったのかもしれません。
藤原さんは若くして才能を開花させ、中学3年生だった1999年に『月刊ガンガンWING』3月号に掲載された『CALLING -コーリング-』で漫画家デビューを果たし、その後『dear』、『妖狐×僕SS』、『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』等の人気作品を描いてきた方で、これからの更なる活躍に期待されていただけに非常に残念です。
藤原ここあさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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信じられないです。これからの作品をもっと見たいのに・・・ここあ先生を知ったのはアニメ妖狐×僕SS見てそこから原作を全巻読んで本当に感動しました。dearも読んで感動しました。かつて魔法少女と悪は敵対していたがもう見れないなんて本当に残念です。でもこんな作品と出逢えて本当に良かったです。ありがとうございました!