芸トピ

コミックボンボンで連載されていた『がんばれゴエモン』シリーズの作者・帯ひろ志さんが脳幹出血(脳内出血)で急逝

漫画『がんばれゴエモン』シリーズの作者・帯ひろ志が脳幹出血で死去 享年54

かつて漫画雑誌『コミックボンボン』で連載されていた漫画『がんばれゴエモン』シリーズの作者で知られる漫画家の帯ひろ志さんが、8月2日に脳幹出血を発症して緊急入院し、翌3日の午前7時40分に入院先の病院で亡くなられていたことが、帯さんの妻が帯さんのTwitterアカウントから発表したことで明らかとなりました。享年54。

(↓の画像が、帯ひろ志さんの写真)

最近では「ヤッターマン」のリメイク版の漫画を手掛けたほか、東京工学院専門学校で講師を務めるなど後進の育成にも力を入れていました。

そしてこの訃報を受け、帯さんと親交のあった漫画家がTwitterから追悼コメントを寄せています。

「同時期に同じ雑誌で描いていたのが縁で、仲良くしてもらいました。心よりご冥福を申し上げます」(あろひろしさん)

「穏和な帯ひろ志先生には優しさと元気をたくさんいただいてきました。サイン会の応援に行った時、『徹夜明けだけど、来てくれて目が覚めたよ!(笑)』と控え室でのお話しが忘れられません。突然の訃報など信じたくもないですが…受け入れるなら 心から感謝をこめてご冥福をお祈りします」(ときた洸一さん)

「帯ひろ志先生が・・・?! 先日『ミラクルランジェリー』(全4巻)の新規公開許諾を頂き、8月5日に無料公開する直前に・・・ちょっと信じられません。ご冥福をお祈りいたします」(赤松健さん)

「1996年、玩具会社からゲーム会社に転職する際、PC音痴だった私にMacとPhotoshopの基本を教えてくださったのが帯ひろ志さんでした。そこを起点にボクはPCスキルを身につけ最終的にはコミPo! のプロデュースをするに至ります。ああ。帯さんのご冥福を心よりお祈りいたします」(田中圭一さん)

これにネットでは、

などのコメントがありました。

帯さんのブログを見てみると7月30日に更新した記事で、8月9日に山口県徳山大学で行われるオープンキャンパスに参加することを綴っており、またTwitterでも近況報告をしていることから突然の事だったことが分かります。

54歳とまだまだ若く、今後更なる活躍を期待されていた方だけに、突然の訃報は残念でなりません。

そして、帯さんが発症した脳幹出血(脳内出血)についてですが、文字通り脳の中で出血が起こるもので、症状としてはバットで殴られたようなこれまでに経験したことがないような頭痛が突如として襲うそうで、死亡率は脳卒中などよりも高く、60歳を超えるとくも膜下出血よりも死亡率が高まる恐ろしい病気であるとのことです。

そして脳幹出血(脳内出血)が発症する主な原因ですが、喫煙習慣やアルコール、塩分の過剰摂取、高血圧、肥満、運動不足、またストレスによるものなど多岐にわたります。

帯さんが脳幹出血を発症した原因は定かではありませんが、帯さんの姿を見る限り体格が良いようなので、肥満や高血圧などが原因だったのかもしれませんね…。

帯さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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