俳優・渡辺裕之さん(わたなべ・ひろゆき)が3日に、神奈川県内の自宅で急死していたことが明らかになりました。66歳でした。
発表によると、渡辺裕之さんの死因は「縊死(いし)」(首吊り死)で、3日昼ごろに家族が発見したとのことです。
『日刊スポーツ』が関係者に取材したところ、渡辺裕之さんは自宅地下にあるトレーニングルームで倒れていたそうです。
渡辺裕之さんの突然の死に、家族や事務所スタッフは驚きや悲しみで呆然としているとし、妻で女優・原日出子さん(はら・ひでこ 本名=渡辺法子 62歳)の所属事務所は、「原日出子は呆然自失としており、現在、皆様に何かお答えできる状況にございません。心の整理がつきましたところで、改めて皆様にコメントを出させて頂きます」
としています。
<↓の画像は、原日出子さんの事務所コメント全文の写真>
そして、渡辺裕之さんの突然の訃報にネット上では、
- ファイト一発の人か…あの人の筋肉のつき方好きだったんだけどな
- 夫婦仲も良かったのに、一体何が渡辺さんをそこまで追い詰めてしまったんだろ…
- 首吊りって病苦か何かかな
- 自死かと思ったがトレーニング器具の事故も考えられるか でもそれなら発表時点で事故と明言する気もするな
- え!衝撃!つい最近、通販の番組で見たような気がする。ご冥福をお祈りします
- トレーニングしてて脳の血管パーンってなっちゃったのかと思ったら、自殺なのかよ
こんなダンディズムの権化みたいなイケメンでもそんなこと思うんだったら、俺らみたいなゴミミジンコなんか万回自殺してるレベルだな - まじか びっくり ほんとに縊死なのか?他殺じゃないか?もっとも自死から遠い精神性もってそうなイメージだが
- ダンディだし、たくましいイメージ、ドラムがプロ並みでジャズフェスにゲスト出演した時もあった。どういう理由があったのか想像もできない。
などの声が上がっています。
渡辺裕之さんは1980年から芸能活動を開始し、1982年~1993年にかけて栄養ドリンク『リポビタンD』(大正製薬)のCMイメージキャラクターを務め、CMでは鍛え上げた肉体を披露すると共に、「ファイトー!イッパーツ!」のキャッチフレーズで人気を集めました。
また、名バイプレーヤーとしてこれまでに数多くのドラマや映画などに出演し、2007年公開の映画『劇場版 仮面ライダー電王 俺、誕生!』では、史上最高齢となる51歳で仮面ライダー(牙王/仮面ライダーガオウ)役を演じました。
昨年には、映画『ハチとパルマの物語』『信虎』、ドラマ『やっぱりおしい刑事』(NHK BSプレミアム)などに出演し、今年も1月期放送のドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』(テレビ朝日系)のほか、4月からスタートした日米合作ドラマ『TOKYO VICE』(WOWOWなど)、映画『ポプラン』『永遠の1分。』『修羅の世界』『貞子DX』に出演するなど、活躍を続けていました。
プライベートでは1994年に、元夫と1987年に離婚してシングルマザーになった原日出子さんと結婚、その後長男と次女をもうけ、夫婦仲が非常に良く、2001年には「パートナー・オブ・ザ・イヤー2001」に選ばれました。
また、今年1月公開の映画『ポプラン』では、2度目となる夫婦共演も果たしています。
<↓の画像は、2020年11月撮影の家族写真>
渡辺裕之さんは仕事も順風満帆で夫婦関係も良く、4月下旬までこれまでと変わらずSNSを更新するなどしていて、突然の死にはネット上でも驚きの声が相次いでおり、事務所が死因について「縊死」と発表していることから、首吊り自殺を図った可能性が高いとみられるものの、日刊スポーツはトレーニングルームで倒れていたとの情報を伝えているため、バーベルなどを使ったトレーニング中に誤って頸部を圧迫し、亡くなったのではとの憶測も飛び交っています。
<↓の画像は、渡辺裕之さんが3月にインスタグラムに投稿の写真>
いずれにせよ、今年に入ってからも俳優として活躍していた渡辺裕之さんが亡くなったという事実にただただ驚くばかりで、渡辺さんと非常に仲が良かった原日出子さんのことも心配になりますが、精神状態が落ち着くまでしばらくゆっくりと休んでもらいたいです。
渡辺裕之さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。