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小林清志が亡くなる、享年89。ルパン三世を勇退、大塚明夫に声優交代しあの世へ…

次元大介の声優・小林清志が死去、死因も公表。ルパン三世を降板、約1年後に亡くなり死を悼む声

アニメ『ルパン三世』シリーズ(日本テレビ系)で、次元大介役を演じていた声優・小林清志さん(こばやし・きよし)が、7月30日に亡くなられていたことが分かりました。89歳でした。

所属事務所『東京俳優生活協同組合(俳協)』の発表によると、小林清志さんの死因は「肺炎」で、7月30日午前7時6分に息を引き取ったとのことです。

通夜葬儀は故人の意向で近親者のみで執り行ったとし、後日お別れ会を行う予定としています。

所属事務所関係者によると、小林清志さんは自宅で家族に見守られながら、穏やかに息を引き取ったそうです。

小林清志さんの訃報を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

小林清志さんは舞台役者として活動する中で吹き替えの仕事も始め、1960年代から数多くのアニメや映画の吹き替えを務め、『ルパン三世』シリーズでは1971年の放送開始から次元大介役を担当し、晩年まで同作への出演を続けていました。

しかし、昨年10月スタートの『ルパン三世 PART6』の初回をもって高齢を理由に勇退、後任には小林清志さんと同様に、渋い声で人気の声優・大塚明夫さんが抜擢されました。

小林清志さんは『ルパン三世』からの降板にあたって、「ルパンは俺にとって一生ものの仕事であった。命をかけてきた。わがままを言えば90歳までやっていたかったが残念。何とかかじりついていたかったが無理だった。(中略)これまで応援してくれた人たちにお礼を申し上げる。ありがとうございました。ルパン。俺はそろそろずらかるぜ。あばよ。」とのコメントを出しました。

こうして小林清志さんが降板したことにより、『ルパン三世』シリーズの初期から出演しているオリジナル声優はついに居なくなってしまいました。

小林清志さんが50年担当した次元大介の動画

小林清志さんは少し前から年齢的な問題もあってか声量が落ち、声もかすれて聞き取りにくくなっていたため、『ルパン三世』からの降板は仕方がなかったものの、それから1年足らずで亡くなってしまったのは残念でなりません。

小林清志さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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