お笑いコンビ『あばれヌンチャク』の元ボケ担当で、コンビ解散後は声優として活動していた竹内幸輔さん(たけうち・こうすけ)が、8日に急死していたことが明らかになりました。45歳でした。
<↓の画像が、竹内幸輔さんの写真>
所属事務所『ケッケコーポレーション』は15日に公式サイトを更新し、「弊社所属俳優 竹内幸輔儀(45歳) 令和4年6月8日 病気のために永眠いたしました。尚、葬儀告別式はご遺族の意向により、ご親族のみにて執り行われました。ここに生前中のご厚誼を深謝し、謹んでご報告申し上げるとともに、心より哀悼の意を表します。」
と訃報を伝えています。
死因は病気とし、詳しい病名は明らかになっていません。
竹内幸輔さんは1999年に、“桜塚やっくん”こと斎藤恭央さん(さいとう・やすお 享年37)とコンビを結成し、その後は『爆笑オンエアバトル』(NHK)、『エンタの神様』(日本テレビ系)、『笑いの金メダル』(テレビ朝日系)などのお笑い番組にも出演していました。
<↓の画像は、あばれヌンチャク時代の桜塚やっくん、竹内幸輔さんの写真>
毒気の強い紙芝居風コントで人気を得ていましたが、竹内幸輔さんは声優、桜塚やっくんはピン芸人としての活動を望み、2005年にコンビ解散となりました。
- 『爆笑オンエアバトル』出演当時のネタ動画(YouTube)
その後、桜塚やっくんは「スケバン恐子」というキャラクターで人気を得てブレークし、音楽活動なども行っていましたが、2013年10月に高速道路で発生した事故により37歳の若さで急死しました。
一方の竹内幸輔さんは芸人を引退し声優に転向後、アニメ『アイシールド21』(役名:原尾王成、筧駿)、『テニスの王子様』(天根ヒカル)、『家庭教師ヒットマンREBORN!』(エノモト)、『デュエル・マスターズ ビクトリー』(ドラゴン龍)、『ゴールデンカムイ』(谷垣の兄)など、様々なアニメ作品で声優を務めたほか、テレビ番組のナレーションなども行っていました。
竹内幸輔さんは亡くなる前日までツイッターを更新しており、最後の投稿では「人生でいちばんおなかいたい どうしよ この後気絶とかしたらこわいからとりあえずメモ」と綴り、体調に異変が起きていたことを明かしていました。
<↓の画像が、元あばれヌンチャク・竹内幸輔さんの最後のツイート写真>
このツイートの後に急死していたことが明らかとなり、竹内幸輔さんの訃報を受けてネット上では、
- 声優短命やな なにかあるんかな・・・
- 藤井ペイジのYouTube番組で、やっくんとの思い出話をしてるの最近見てたからびっくりした
- 死因は何だろな 病気で死亡だなんて、持病持ちだったのか?
- 頭でも心臓でもなく腹痛で死ぬって何だろうな
- 急性膵炎とかかな
- ワクチン、酒飲み、腹痛 う~ん何かが悪さしたか
- 単純にありがちなのは腹膜炎かお腹のところの動脈破裂
- イレウスからの腹膜炎とかかな?自分はそれで死にかけた。同じく気絶するくらいの腹痛だった
そして今コロナ禍だから中々診てもらえなくて危なく死ぬところだった - 俺腹部大動脈解離したときそんな感じだった 小学生のころの盲腸以来の痛さだったな
- 腹痛で突然死とかあんの?人生なにが起こるかわからんなほんと
などの声が上がっています。
竹内幸輔さんは今年3月に、『飛石連休』のツッコミ・藤井ペイジさん(50)のYouTubeチャンネルに出演し、その時はお酒を飲みながら、コンビ結成から解散までの様々なエピソード、現在までの活動などについて語っており、体調も特に問題が無い様子でした。
そのため、藤井ペイジさんも竹内幸輔さんの突然の訃報には驚きを隠せず、ツイッター上では、「竹内くん、信じられない。3月にズームで喋った時はめちゃくちゃ元気で、コロナ明けたら会って飲もうって言ってたのに。信じられない。なんで急に。」
と綴っています。
竹内幸輔さんは何か持病があったとの情報は無く、2020年3月には医師から逆流性食道炎と診断されたこと、最初の2日間は動けないほどだったと明かしていましたが、突然の腹痛による急死との因果関係は不明です。
<↓の画像は、2年前の竹内幸輔さんのツイート写真>
過去には、俳優・大杉漣さんが腹痛を訴え、搬送先の病院で急性心不全により急死しており、心不全の原因となる心筋梗塞では、自覚症状として胸痛などがあるのですが、腹痛を訴える例も少なくないといいます。
この他にも、自覚症状が無いまま大きくなる場合が多い大動脈瘤に関しても、腹部大動脈瘤の場合は破裂寸前の状態となった時に腹痛、腰痛などの症状がみられ、破裂後には激しい痛みを感じてショック状態となり、破裂後の死亡率は80~90%に上るとされています。
真相は不明ながら、竹内幸輔さんは7日夜にツイッターを更新し、腹部の激しい痛みを訴え、そのまま亡くなっているだけに何か大きな病気を患っていた可能性はありますが、まだまだこれからの年齢で帰らぬ人となってしまったのは残念でなりませんね…。
竹内幸輔さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。