服部幸應が亡くなる。料理の鉄人・陳建一に続く訃報、突然の死を悼む声相次ぐ

学校法人『服部学園』の理事長、『服部栄養専門学校』の校長などを務めながら、料理評論家・タレントとして活躍していた服部幸應さん（はっとり・ゆきお 本名＝染谷幸彦）が、5日に急死したことが分かりました。78歳でした。

各報道によると、4日16時45分ごろに服部栄養専門学校の職員から「意識を失って倒れている」との119番通報があり、その後病院に搬送されたものの、同18時半に死亡が確認されたといいます。

現時点では死因の詳細は不明ながら、服部幸應さんは学校内の部屋で倒れているところを発見されていて、病死とみられているとのことです。

そして、服部幸應さんの訃報を受けてネット上では、

• 何かあってもおかしくない年齢かもしれないが、最近もテレビで元気な姿を見たばかりだったので本当にビックリ
• 最後まで料理の現場に立たれてたんですね。穏やかな笑顔が見れなくなるのはさみしいです、安らかに。
• つい先日、道場六三郎のYouTubeに出ていて見たばかり。確かに年齢相応にお年は召されていたけど、お元気そうだったが…
• 木村拓哉さんのYouTubeかな？ 動画が流れてきて学校で木村さんが料理してて服部さんが突然来て料理たべるってのを最近見た。
  以前よりお年めされてたけど、お元気そうだったのに残念です。品のある話し方とか素敵でした。ご冥福をお祈りします。

と、突然の訃報に驚きの声などが上がっています。

服部幸應さんは料理学校『服部学園』の創立者・服部道政さん（本名＝染谷栄）を父に持ち、1977年に服部栄養専門学校の校長、1981年に服部学園の理事長に就任しました。

それ以降、料理バラエティ番組『料理の鉄人』（フジテレビ系）、『愛のエプロン』（テレビ朝日系）など、数々のテレビ番組にも審査員やコメンテーターなどとして出演し、日本の料理文化の普及などに貢献したことなどが高く評価され、2015年にはフランス政府からレジオン・ドヌール勲章シュバリエ、2019年には文化庁長官表彰、2020年には旭日小綬章を受章しました。

今年に入っても料理関係のイベントやコンテストなどにも参加し、精力的に活動をしており、直近では9月末に『料理の鉄人』で共演の料理人・道場六三郎さん(93)のYouTubeチャンネル『鉄人の台所』（登録者数：20.1万人）や、冠ラジオ番組『服部幸應 WELL TASTE』（NACK5 日曜正午）に出演していて、6日にも収録済みの同番組の放送が予告されています。

また、ジョージア（グルジア）出身の元大関・栃ノ心剛史さん(36)は1日にX（旧ツイッター）で、服部幸應さん等とジョージアの食文化やワインについて話をしたと報告し、その時の写真を公開していました。

＜↓の画像が、栃ノ心さんが1日公開の服部幸應さんとの写真＞

服部幸應さんも80歳手前となり、容姿は変化しながらも変わらず元気そうな様子だっただけに、死因の病名は不明ながら突然の訃報には驚きました。

昨年には陳建一さん（享年67）、2021年に神田川俊郎さん（享年81）、2019年に神戸正彦さん（享年49）などと、この5年の間にも『料理の鉄人』に出演していた方々が相次いでこの世を去っているのですが、長年テレビなどで見て慣れ親しんでいただけに、服部幸應さんも亡くなってしまったのは寂しい限りです。

服部幸應さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。