俳優・志垣太郎さん(本名=河村稔)が、今年3月5日に急死していたことが明らかになりました。70歳でした。
タレント・俳優の長男・匠さん(たくみ 旧芸名=和音匠 34歳)が3月以来9ヶ月ぶりに自身のツイッターを更新し、母親で元女優・白坂紀子さん(64)との連名で志垣太郎さんの訃報を伝えており、「父 志垣太郎が、2022年3月5日に遠征先の佐賀県において、急な体調異変による心不全により帰らぬ人となりました」
と報告し、死因が「心不全」だったことも明かしています。
このタイミングでの報告となった理由については、「いつも元気だった父に起きたあまりに突然の出来事であり、私と母は現実を受け止める事ができない状況が続いておりましたが故、発表が遅れてしまいました」
としています。
最後に、「今まで志垣太郎に接してくださった皆様、応援してくださった皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました」
と綴っています。
<↓の画像が、妻・白坂紀子さんと長男・匠さんの連名コメント全文の写真>
そして、志垣太郎さんが3月に心不全で急死していたことが分かりネット上では、
- 大杉漣さんも急に体調不良になって心不全で亡くなったよね…最近著名人の訃報続きで辛くなる
- まだ若いのに本当に急に、しかも自宅から離れた場所で…発表が遅れた理由も含め、ご家族の辛さが伝わってくる
- 9か月前と言えば春先で季節の変わり目ですか、詳しいことは分かりませんが、気を付けないといけないと感じました。
人生100年時代なんていわれるけど、いつ何が起こるか分からない、だからこそ毎日を大切に生きることが大切なんでしょうね。 - 最近見なかったと思ったら亡くなられてたんですね。素敵な俳優さんだったな。バラエティーでも活躍したり、味のある方がどんどんお亡くなりになって残念です
- そんな前に亡くなっていたとは驚いた。公表が遅れたのは生前の本人の意向だったのかそれとも家族の意向だったのかわからないが…
お笑いマンガ道場や元気が出るテレビでの出演が懐かしい。謹んでご冥福をお祈りします
などの声が上がっています。
志垣太郎さんは高校在学中の1969年に舞台『巨人の星』で俳優デビューを果たし、1970年にはNHK大河ドラマ『樅ノ木は残った』など複数のドラマにも出演、1971年に森田健作さんと共演のドラマ『おれは男だ!』で一躍注目を集めました。
その後、1976年~1978年にかけて放送の昼ドラマ『あかんたれ』で主演し、昼ドラとしては歴代最高の平均視聴率11.1%を記録、この作品が出世作となって活動の幅をさらに広げました。
1979年に日本テレビでアニメ化された『ベルサイユのばら』(アンドレ・グランディエ役)で声優を務めたり、バラエティ番組『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』、『踊る!さんま御殿!!』、情報番組『噂の!東京マガジン』などにも出演していました。
プライベートでは、1982年に『水戸黄門』で共演した白坂紀子さんと1985年に結婚、1988年5月に長男の匠さんが誕生し、『踊る!さんま御殿!!』では夫婦、親子共演もしていました。
<↓の画像は、長男・匠さんが誕生時の親子3ショット写真>
志垣太郎さんは俳優としても活躍していましたが、個人的にはバラエティ番組で常に明るく元気にトークする姿や、家族への愛情を語っている姿などが印象に残っており、『踊る!さんま御殿!!』以外にも『徹子の部屋』でも白坂紀子さん、匠さんと共演し、直近では2020年3月に夫婦揃って番組に出演していました。
<↓の画像は、2017年放送『踊る!さんま御殿!!』で親子共演時の写真>
<↓の画像は、2020年放送『徹子の部屋』で夫婦共演時の写真>
先日急死した渡辺徹さんと同様に、志垣太郎さんも家族仲が良好だっただけに、70歳での急死に家族が大きなショックを受けるのも当然で、週刊誌『女性セブン』の取材に応じた匠さんは、「地方に滞在中に、体調に変化を感じたようで……その後に急変したそうです。私と母が駆け付けた時には、もう息を引き取った後でした…」
と明かしています。
志垣太郎さんの死因となった心不全は、心臓の機能低下によって全身に十分な血液を送れなくなった状態を指し、発症の原因となるものとして高血圧、弁膜症、心筋梗塞、狭心症、心筋症、不整脈、肺疾患などがあります。
2018年に66歳で急死した俳優・大杉漣さんのほか、津川雅彦さん、西城秀樹さん、市原悦子さん、白川由美さん、ものまねタレント・前田健さん等も心不全で亡くなられています。
志垣太郎さんは何か持病があったのかなど詳細は不明ながら、少し前までバラエティやドラマ等に出演し変わらず元気な姿を見せていただけに、今年3月に亡くなっていたというのは驚きましたし、70歳で亡くなってしまったのは残念でなりません。
志垣太郎さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。