北島三郎さんの弟子で演歌歌手の小金沢昇司さん(こがねざわ・しょうじ)が、11日に亡くなられていたことが分かりました。65歳でした。
小金沢昇司さんの訃報は『日刊スポーツ』が伝え、同紙が関係者に取材したところ、小金沢さんは1~2年前から体調不良で入退院を繰り返し、11日に病院で息を引き取ったといい、死因は「呼吸不全」とのことです。
所属レコード会社『キングレコード』も公式サイトで小金沢昇司さんの訃報を伝え、通夜・告別式は遺族の意向で近親者のみで執り行ったと発表し、お別れ会などは現時点で未定としています。
そして、北島ファミリーの小金沢昇司さんの突然の訃報を受けてネット上では、
- まだ65歳と若いのに亡くなったことに驚きました。最近谷村新司さん、もんたよしのりさん、KANさん、八代亜紀さんなど、本当に歌手の死亡のニュースが多いと感じる
- えっ!!びっくりです!!なんか体格から見て元気そうな感じな方に見えたので本当にびっくりです!!65歳なんてまだまだ歌って欲しかった…
- マジか 八代亜紀に続いて小金沢まで なんか凄い勢いで昭和の有名人が鬼籍に入るなぁ
などの声が上がっています。
小金沢昇司さんは1988年にデビューし、2014年には『北島音楽事務所』から暖簾分けの形で独立をしましたが、独立して以降はメディアの露出が減少していき、さらに新型コロナウイルスの感染拡大により営業の仕事も激減する中で、2020年11月に飲酒運転の末に追突事故を起こし、道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕されました。
小金沢昇司さんは大のお酒好きで、それが原因で過去には北島三郎さんからブチギレ激怒され、「酒飲んで大成したヤツはいねえんだよ」と説教されたというエピソードを自ら明かしていたこともあります。
そして、飲酒運転事件は最終的に不起訴処分となりましたが、この問題で芸能活動自粛を発表し、2021年7月には代表を務めていた個人事務所『ジャパンドリームエンターテイメント』や、イベント企画などを手掛けていた関連会社が破産となりました。
晩年はこうしたトラブル続きだったのですが、日刊スポーツによれば体調不良もあって入退院を繰り返していたとのことですが、まだまだこれからの65歳という若さで亡くなってしまったというのは非常に驚きですし、残念でなりません。
小金沢昇司さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。