女子プロゴルファー・大山亜由美選手(おおやま・あゆみ)が16日13時42分に、ガンで闘病の末に地元・鹿児島市内の病院で亡くなられていたことが分かりました。25歳でした。
通夜は17日18時、葬儀・告別式は18日正午に鹿児島市内の積善社飛鳥会館で執り行われ、喪主は父親の大山文明さんが務めるそうです。
各スポーツ紙の報道によると、大山亜由美選手は昨年3月開催の『Tポイントレディス ゴルフトーナメント』に出場して以降、試合からは離れており、関係者は「この1年は闘病生活だった」と話しているとしています。
大山亜由美選手は8歳からゴルフを始め、地元・鹿児島の樟南高等学校を卒業後、4度目となった2015年夏のプロテストに合格し、目標としてツアー優勝を掲げ、同年10月開催の『うどん県レディース 金陵杯』では、プレーオフで敗れて惜しくも2位となりました。
身長167センチの長身で美人プロゴルファーとしても注目され、2016年1月には芸能事務所『オスカープロモーション』に現役選手としては初めて所属し、芸能マネジメント契約も結び、契約会見にはオスカー所属の剛力彩芽さん、金子昇さんも出席していました。
<↓の画像が、大山亜由美選手のオスカー契約会見時の写真>
オスカーの鈴木誠司副社長は大山亜由美選手と契約を結んだ理由について、「ただ強いということではなく大きく業界をリードできるような新人をバックアップしていきたいと考えておりました。これからオスカーと歩んでいける人材として大型美人プロゴルファーである大山プロと契約を結びました」
と説明し、大山選手は、「所属契約を結ぶことができてとても嬉しいです。これからはオスカーを背負うことになるので、それなりの行動をしっかりとしていきたい。そして成績を出せるように頑張ります」
とコメントしていました。
そんな大山亜由美選手はレギュラーツアーに通算9試合、下部ツアー通算42試合に出場しましたが優勝は無く、「賞金女王と20年東京五輪出場」という夢を叶えられないまま、家族に見守られながら亡くなりました。
そして、大山亜由美選手の突然の訃報にネット上では、
- これからの活躍を期待していたのに…
- 最近見ないと思ったけど。25歳とは若すぎる。
- 本来なら看取ってくれるはずの娘を送らなければならない父親の心情はどれほどか。不憫でならない
などのコメントが寄せられています。
大山亜由美選手は亡くなる1ヶ月前の4月15日までインスタグラムの更新を続けており、最後の投稿ではアメリカのタイガー・ウッズ選手が14年ぶりに『マスターズ・トーナメント』優勝を果たした際の写真をアップし、「最高!」と一言綴っていました。
また、今年2月末まで更新していたブログでは、契約しているブリヂストンスポーツのウェアブランド『Paradiso(パラディーゾ)』のウェアを着用した姿を公開したり、ゴルフのトレーニングをしている姿を公開していました。
それらの姿を見る限りでは、特に体調が悪いとは感じられず、まさかガンを患っているようには決して見えなかったため、1年前から闘病を続けた末に亡くなられたというのは驚きです。
<↓の画像は、ブログに投稿の写真>
本人もいつか復帰することを目標に治療を続けてきたと思いますし、プロとしてツアー優勝、さらに賞金女王や2020年の東京五輪出場を目標として掲げていたとのことから、それらの夢を叶えられず、志半ばで25歳という若さで亡くなられてしまったというのは非常に残念でなりません。
大山亜由美選手のご冥福を心よりお祈り申し上げます。