女優・吉行和子が死去、死因の病名は肺炎。金八先生やナースのお仕事に出演し晩年も活躍
女優・吉行和子さん(よしゆき・かずこ)が、2日に亡くなられていたことが分かりました。90歳でした。
吉行和子さんの訃報は所属事務所『テアトル・ド・ポッシュ』が公式サイトで伝え、2日未明に息を引き取ったとし、死因となった病名は「肺炎」と公表しています。
葬儀は故人の遺志で近親者のみで執り行ったとのことです。
吉行和子さんは、作家・吉行エイスケさんとNHK連続テレビ小説(朝ドラ)『あぐり』のモデルになった美容師・吉行あぐりさんを両親に持ち、1954年に女子学院高校を卒業し『劇団民藝』に入団、1955年に女優デビューを果たし、1957年に舞台『アンネの日記』で主演を務めました。
<↓の画像は、新人女優時代の吉行和子さん>
1959年に映画『にあんちゃん』などの演技が評価され、『毎日映画コンクール』の女優助演賞を受賞、1960年代後半から『おかあさんといっしょ』(NHK)で初代おはなしのおねえさんも務めていました。
その後も数多くのドラマや映画に出演し、1978年に大島渚監督の日仏合作映画『愛の亡霊』で主演を務め、『日本アカデミー賞』の優秀主演女優賞を受賞、2014年にも映画『東京家族』で同賞を受賞し、2021年には会長功労賞を受賞しました。
私生活では28歳の時に一度結婚しましたが、子供はおらず約4年で離婚し、その後は独身を貫いていました。
そんな吉行和子さんの訃報を受けてネット上では、
- この方の喋り方すごく好きだった ご冥福をお祈りします
- なんか知ってる方がどんどん亡くなって、自分も年取ったなと感じる。
- 橋幸夫といい子どもの頃から知ってる芸能人死ぬとさみしい
- 大好きな女優さん。大親友の冨士眞奈美さんとの仲の良さが素敵でしたし、金八先生やナースのお仕事でも吉行さんの役にピッタリでしたね。ご冥福をお祈りします
- 品のある感じがして、とても好きな女優さんでした。実はド天然だったらしいけど、それも良かった。
岸田今日子さんと冨士眞奈美さんとの交友は有名だけど、もう眞奈美さんだけになっちゃいましたね。
眞奈美さんの落胆ぶりは想像に難くないですが、お二人の分も長生きして欲しいですね。
などの声が上がっています。
吉行和子さんは『3年B組金八先生』シリーズ(TBS系)の1作目から最終回まで出演していたほか、『ナースのお仕事』シリーズ(TBS系)、2013年放送の朝ドラ『ごちそうさん』、スタジオジブリの『崖の上のポニョ』や『思い出のマーニー』などにも出演し、幅広い世代に親しまれていた女優の1人でした。
吉行和子さんは今年1月配信の永野芽郁さん主演ドラマ『晴れたらいいね』(Amazonプライムビデオ)や、来年公開予定の映画『金子文子 何が私をこうさせたか』、『あなたの息子ひき出します!』への出演が発表されており、少し前まで変わらず元気そうな姿を見せていただけに、突然の訃報には驚きました。
<↓の画像は、今年配信のドラマ『晴れたらいいね』出演の吉行和子さん>
吉行和子さんは今年8月で90歳になっており、年齢的には仕方がないのかもしれませんが、これまでに数多くのドラマや映画、バラエティ番組などにも出演し、長年テレビで見て慣れ親しんでいた方なので、突然の訃報には驚きましたし寂しい限りです。
吉行和子さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。
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