声優・女優として活躍していた鶴ひろみさん(本名=靏[つる]ひろみ)が16日、首都高速道路上の車内で意識不明の状態で発見され、搬送先の病院で死亡が確認されていたことが明らかになりました。57歳でした。
警視庁は現在死因などを調べており、鶴ひろみさんは16日19時半ごろ、東京都中央区日本橋1丁目の首都高速都心環状線内回りの路上で、ハザードランプを点けたまま中央寄りの車線で停車していた車内で発見されたといいます。
車体は中央分離帯の縁石に右前部のバンパーを接触した状態で、ブレーキ痕が無いことなどから、ゆっくりとしたスピードで縁石をこすりながら停止した可能性があるとのことです。
<↓の画像は、鶴ひろみさんの報道>
鶴ひろみさんは発見時、運転席でシートベルトを付けたまま意識不明の状態で座っており、病院に搬送されたものの死亡が確認され、事故に遭ったような形跡などがないことから、病死の可能性があると見て警視庁は調べを進めているとのことです。
亡くなった鶴ひろみさんは大手声優事務所『青二プロダクション』に所属し、これまでに『ドラゴンボール』シリーズのブルマ役、『それいけ!アンパンマン』のドキンちゃん役、『GS美神 極楽大作戦!!』の美神令子役、『らんま1/2』の久遠寺右京役など、様々な作品で声優を務めているベテラン人気声優でした。
<↓の画像は、鶴ひろみさんが声を担当したアニメキャラクターなど>
そんな鶴ひろみさんが急死したことに対してネット上では、
- 絶句…まだお若かったのに…
- まだお若いのにね。びっくり。ドキンちゃんとブルマの声が変わったら違和感半端ないな・・・
- ショックすぎる。小さい頃から見てるアニメに当たり前のように出てた人。ブルマとドキンちゃんの声は鶴ひろみさん以外考えられない。
- 日テレのニュース見て訃報を聞き一瞬時間が止まり凍りつきました。嘘やろ?聞き間違いやろうと思ったくらい本当にショックです
- 具合悪くなった中、ハザードを出して停まって…迷惑かけないようにした最期。切ない…。ご冥福をお祈り致します。
- なんてことだ・・・。停車の措置を自ら取ったってことは、何かしらの体の不調を感じとったということだろうか。お悔やみ申し上げます。
などのコメントが寄せられています。
『それいけ!アンパンマン』のドキンちゃん、『ドラゴンボール』シリーズのブルマについては、1980年代後半から現在まで約30年にわたって声を担当しており、幅広い年代層に親しまれていた人気キャラクターだっただけに、非常に多くの方が突然の訃報にショックを受けています。
ここ数年、人気アニメなどで声を担当していたベテラン声優の方たちの訃報が相次いでいましたが、まさかまだ60手前の鶴ひろみさんが亡くなるとは思ってもおらず、あまりにも突然のことなので亡くなったというのが未だに信じられません。
これからあと10年、20年…と活動を続け、さらなる活躍に期待していただけに非常に残念です。
鶴ひろみさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
【追記 11/17 16時40分】
『青二プロダクション』が17日、鶴ひろみさんが亡くなったことを正式に発表し、死因について「大動脈解離(だいどうみゃくかいり)」と発表しました。