テレビアニメ版『SLAM DUNK(スラムダンク)』の赤木剛憲役などで知られる声優・梁田清之さん(やなだ・きよゆき)が、亡くなられたことが分かりました。
梁田清之さんの訃報は、1歳年上の声優・真殿光昭さん(まどの・みつあき 58歳)が自身のツイッター上で伝え、「友人の梁田清之君が逝去されました 彼はフリーだったため奥様の御意向により、僕が代わってここに声優業界関係者の皆様並びに彼のファンの皆様にご報告させて頂きます 線香をあげ、弔わせて頂いた今でも信じられない思いですが 心より梁田君のご冥福をお祈りさせて頂きます」
と綴っています。
<↓の画像が、真殿光昭さんのツイート写真>
真殿光昭さんはツイートで、梁田清之さんの死因やいつ亡くなったのかなど詳細は明らかにしていませんが、『スポーツニッポン』が関係者に取材したところ、「ガン療養中の急逝で、今月14日に亡くなりました。家族葬がすでに営まれています」
と明かしたとのことです。
梁田清之さんは1980年代後半から声優として活動し、『鎧伝サムライトルーパー』(鬼魔将朱天)、『ジャングルの王者ターちゃん』(梁師範)、『スラムダンク』(赤木剛憲)、『BLEACH』(握菱鉄裁)、『BLACK LAGOON The Second Barrage』(松崎銀次)、『獣神ライガー』(リュウ・ドルク)、『機動戦士ガンダムF91』(ザビーネ・シャル)、『ドラゴンボールGT』(ナッパ、リルド)、今年放送の『名探偵コナン ゼロの日常』(アンドレ・キャメル)にも出演していました。
そんな梁田清之さんの突然の訃報を受けてネット上では、
- えっ、ゴリまじかよ
- まだ57なのに…
- 57とか普通に若いやん 病気かな
- もっと年上かと思ってたまだ50代かよ早すぎるわ
- 色んな意味で世代交代の時期やったんやな
- 梁田さんの声で最後の赤木を撮れるチャンスはあったのに…
- 一人だけ変えるぐらいなら全員変えるのは正解だったのかもな
- あのドスの聞いた声質の人はなかなかおらんもんなぁ 57歳とか若過ぎて残念やわ
などの声が上がっています。
12月3日公開のアニメ映画『THE FIRST SLAM DUNK』では、主人公の桜木花道をはじめ、赤木剛憲、流川楓、宮城リョータ、三井寿の声優陣が、テレビアニメ版から一新されることが先日発表され、前売りチケット販売後にこうした重大発表が行われたことで大炎上騒動に発展しました。
そうした批判を受けて制作サイドが映画の公式ツイッター上で、「私たちは、スラムダンクを昔から愛してくださってる方も、はじめて見る方も、とにかく楽しんでもらいたい、という思いで制作を続けてきました。映画はまもなく完成します。みなさまに楽しんでいただける作品になるよう、監督・スタッフ一同、最後まで心を込めて制作してまいります」などと、異例の声明を発表したことでも話題になっていました。
現在も声優陣交代問題が物議を醸す中、まだ50代の梁田清之さんが亡くなったというのは衝撃で、ネット上でも驚きの声が相次いでおり、死因を巡って様々な憶測も飛び交っています。
梁田清之さんは今年放送されたアニメ等にも出演しており、病気なのか事故で亡くなったのか詳細は不明ながら、まだまだこれからという年齢で亡くなってしまったのは非常に残念です。
梁田清之さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。