ベテラン声優の大塚周夫さん(おおつか・ちかお)が15日に、虚血性心不全のため亡くなられていた事が明らかとなりました。享年85。
大塚さんは、人気アニメ『ルパン三世』の第1シリーズで石川五エ門、『美味しんぼ』の海原雄山、『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男、『忍たま乱太郎』の山田伝蔵先生、『ドラゴンボール』の桃白白(タオパイパイ)、『ONE PIECE』のゴール・D・ロジャー等々、数多くのアニメ作品で声優を務めていた方であり、洋画や海外ドラマ、海外アニメの吹き替えも多数担当していました。
これにネットでは、
- さみしいなあ。馴染みのある 声の方々が亡くなられて行くのは。
- シナプス艦長…。貴方までもブライト艦長のところに向かわれたのですね…。
- 声優界の重鎮がまた一人逝ってしまわれた。威厳のある低音で悪役・ボス役と言ったら真っ先に思い浮かべる人でした。ガンバのノロイとか怖かったなぁ・・・ご冥福をお祈りします。
- また名優が逝ってしまい残念
- 周夫さんまでも…息子の明夫さん共々良い声優だったのに…あの渋い声、好きだったな…明夫さんには父である周夫さんの分まで、精一杯演って欲しいよ!!
などのコメントがありました。
大塚さんの渋く重厚な声は他の方には真似出来ないもので、これまでに様々な作品で聞いてきたことから、今後もう新たな作品で大塚さんの声を聞くことが出来ないと思うと寂しい気持ちになります。
昨年12月24日には、NHK教育で放送されていた『つくってあそぼ』で、ゴロリの声を担当していた中村秀利さんが60歳で亡くなり、11月には『クレヨンしんちゃん』の園長先生の声などを担当していた納谷六朗さんが82歳で亡くなるなど、印象に残っている声の方が亡くなってしなうのは非常に残念ですね…。
大塚周夫さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。