ロックバンド『Dragon Ash』のボーカル&ギター・降谷建志さん(本名=古谷建志 43歳)の父親で、俳優・古谷一行さん(ふるや・いっこう)が、8月23日に急死していたことが分かりました。78歳でした。
所属事務所『フロム・ファーストプロダクション』が2日に公式サイトを更新し、小口文子社長名義で古谷一行さんが8月23日に急死したことを伝え、「病克服後、次なる挑戦に向けて、家族の見守りと共にトレーニングに通う日々を送っておりました矢先、この度の訃報となる予期せぬ出来事に見舞われてしまいました。余りにも突然な事に、ご遺族のご心痛は、計り知れないものでございます。」
としています。
遺族の意向で葬儀は家族のみで執り行ったといい、今後遺族と相談の上でお別れ会を行う予定とのことです。
<↓の画像が、事務所のコメント全文の写真>
古谷一行さんの死因などは明らかになっていないものの、2年ほど前から体調を崩して芸能活動を事実上の休止状態にあり、7月には週刊誌『女性セブン』が、現在は別人のように激ヤセしていることから、芸能界引退説も浮上しているとしていました。
古谷一行さんは、2020年に撮影された昨年公開の映画『おもいで写眞』を最後に表舞台から姿を消しており、女性セブンの取材に広告代理店関係者は、2年前から全ての仕事を断っている状況だと明かし、頻繁に病院にも通っているようだとしていました。
<↓の画像は、昨年公開の映画『おもいで写眞』出演時の写真>
古谷一行さんは2011年に肺ガンが見つかり、摘出手術を受けてから3年後に脳への転移が分かったものの、放射線治療によって寛解状態になっていました。
しかし、2020年9月には急性胃潰瘍で緊急入院しており、このころから古谷一行さんは体力が大きく落ち、体重が20キロ近く落ちていたと女性セブンは伝えています。
女性セブンには、7月上旬に撮影した古谷一行さんの写真が掲載されていたのですが、キャップを目深にかぶり表情は確認できないものの、体は痩せ細り、別人のような姿に変わっていました。
<↓の画像が、女性セブンが7月撮影の古谷一行さんの写真>
ただ、事務所は女性セブンの取材に対して、「突然見舞われた大病にも打ち勝ち、今後の仕事に向かうべく日々健康に気をつけ、過ごしております。現在、本人の日常は、好きな物を食べたり、行きつけのお店に出かけたり、トレーニングに通ったりと、体力作りにも励んでおります。」
などとコメントしていました。
事務所がこのように仕事復帰へ向けて前向きな回答をしていただけに、報道から約1ヶ月後に急死したというのは非常に驚きました。
息子の降谷建志さんや妻でタレント・女優のMEGUMIさんは大きなショックを受けているとみられ、降谷さんは8月26日に出演予定だった音楽フェス『SWEET LOVE SHOWER 2022』への出演を急遽取りやめており、その理由は「体調不良」とのことでしたが、古谷一行さんの急死が背景にあるのかもしれません。
古谷一行さんは少し前まで精力的に活動し、年齢を感じさせない姿を見せており、またいつか仕事復帰し、元気な姿を見せてほしいと思っていただけに、仕事復帰することなく亡くなってしまったのは残念でなりませんね。
古谷一行さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。