千葉真一が急死、死因は新型コロナで肺炎悪化。ワクチン未接種、持病告白の過去も…新田真剣佑の父親亡くなり悲しみの声
俳優・千葉真一さん(本名=前田禎穂 まえだ・さだほ)が、19日17時26分に急死していたことが明らかになりました。82歳でした。
発表によると、千葉真一さんは7月末に新型コロナウイルスに感染し肺炎を発症し、入院せずに千葉県内の自宅で療養していましたが、肺炎が悪化したことで8日に入院したそうです。
その後、酸素吸入を続けたものの回復には至らず、容体が急変して18日に危篤状態となり、19日に入院先の千葉県内の病院で息を引き取ったとのことです。
所属事務所によれば千葉真一さんは、新型コロナのワクチンを接種していなかったそうです。
千葉真一さんと女優・野際陽子さんの長女で、女優の真瀬樹里さん(まなせ・じゅり 46歳)は事務所を通じてコメントを発表し、「私は一報を受け、仕事後駆けつけましたが、最期に立ち会うことはできず…。しかし、顔を見て、お別れと伝えたい事を言うことはできました。苦しんだとは思えないほど、穏やかな顔をしておりました。少し前に、電話で父の元気な声を聞いたばかりでした。私にとっても突然のことで、まだ現実感がありません。ただただ悔しいです…。天国から、両親が見守ってくれていることを信じて、胸を張って見せられる仕事ができるよう、精一杯生きていきたいと思います。」
としています。
2番目の妻との長男で俳優・新田真剣佑さんは現在アメリカに滞在中で、千葉真一さんの最期を看取ることはできず、次男で俳優・眞栄田郷敦さんは連絡を受けて病院に駆けつけたものの、面会制限が厳しく最期を看取れなかったといい、所属事務所を通じて、「一方的な約束をしてきました。それを守るだけです」
とのコメントを出しています。
そして、千葉真一さんの突然の訃報を受けてネット上では、
- 日本のエンタテインメントでアクションに関してはまさにレジェンド。とにかくカッコいいし、息子さんも超イケメン。死去は信じられない
- 柳生十兵衛、影の軍団の柘植新八、キーハンター、本当にカッコいいアクション俳優でした。心からご冥福をお祈りします。
- 何でだよ、最近息子の事語ってたじゃないか。柳生十兵衛はこの人。影の軍団も大好きだった。
おじいちゃんの暗殺者とかやって欲しかったし、真田広之とも共演して欲しかった。本当に悲しい。 - まだまだこれから真剣佑と郷敦の成長を見たかっただろうに…2人はこの悲しみを超えて強くなって欲しい
- 突然の事でビックリしました。マッケンさん達のお気持ち察します。また親子共演楽しみにしていました。
お父様が作ってくれた道を頑張って下さい。ご冥福をお祈りします。 - ワクチンを敬遠するのも理解は出来るけど、やはり高齢者は打ったほうが良い
- 出来ることならワクチンを打ってもっと長生きして欲しかった。何らかの理由があったのでしょうか?
たくさんの作品での演技で楽しませて頂きありがとうございました。ご冥福をお祈り致します。 - ワクチン未接種に関しては、千葉さんの考えがあったのかもしれないし、持病があったのかもしれない。
- 年齢的にはコロナワクチンを打つ機会はあったはずだから、打ってないのは自分の意思か、持病や体質の可能性が高いよね。
つまり、本人は未接種であることは納得してるんだろうし、他人が接種すれば良かったのにと言うのは余計なお世話だろうとも思う。
などの声が上がっています。
新型コロナによる肺炎で急死した千葉真一さんは、中学生のころから器械体操を始めて五輪出場を目指し、高校3年時に全国大会で優勝、その後は日本体育大学へ進学しましたが、ケガによって五輪出場の夢を断念して日体大も中退し、『東映』に入社しました。
1960年にドラマで主演デビューを果たし、極真空手や器械体操で鍛えた体を武器に、スタントマンを使わないアクションで注目を集め、俳優デビュー後は数多くの作品に出演し活躍しました。
1970年には、世界に通用するアクション俳優の育成を目指して『ジャパン・アクション・クラブ(JAC)』を設立し、肉体作りや様々なアクション指導などを行い、真田広之さん、志穂美悦子さんなど、多くのアクション俳優やスタントマンを輩出しました。
千葉真一さんのアクションは海外でも高く評価され、「サニー千葉」という名前で認知されるようになり、1992年には初のアメリカ映画への出演を機に、活動拠点をアメリカ・ロサンゼルスに移して永住権(グリーンカード)も取得、その後もハリウッド作品を含む数多くの映画に出演し活躍を続けていました。
一方のプライベートでは、ドラマで共演した野際陽子さんと1973年に結婚、1975年の元日に真瀬樹里さんが誕生し、野際さんとは1994年に離婚しました。
<↓の画像は、千葉真一さんと元妻・野際陽子さんの写真>
1996年には、京都でNo.1の舞妓だったという28歳年下の玉美さんと再婚し、同11月に新田真剣佑さん、2000年1月に眞栄田郷敦さんが誕生し、2015年に玉美さんと離婚しました。
<↓の画像は、千葉真一さんと元妻・玉美さんの写真>
子供たちとは良好な関係を続けており、2019年11月に開催された千葉真一さんの芸能生活60周年を記念する祝賀会には3人の子供たちも出席し、千葉さんは息子2人に対して、「(芸能界に)入ったからには、半端なことは許せねえよと。2世のタレントはいっぱいいますけど、ニセモノになるなと言っています」と明かしていました。
これに対して新田真剣佑さんは「輝いている千葉真一の姿をもっと見せて下さい」、眞栄田郷敦さんは「もっともっと勉強して、オヤジの正面に立ちたい」と語っていました。
<↓の画像は、2014年撮影の千葉真一さんと子供たちの写真>
また、千葉真一さんは7月に週刊誌『週刊女性』のインタビュー取材に応じ、80歳を超えているとは思えないほど若々しく、変わらず元気そうな姿を見せており、現在も日々トレーニングを重ねていることを明かし、「若い世代に、僕が学んできたこと、経験してきたことを伝えたい。そのために……秘策を練っていますよ」と言って、時代劇を復活させるためにいくつかの企画書を提出していること、親子共演の夢も語っていました。
<↓の画像は、7月に『週刊女性』のインタビューを受けた千葉真一さんの写真>
そんな千葉真一さんがまさか、新型コロナに感染し肺炎で急死したというのは非常に驚きで、まだまだ現役で活躍する姿を見せてくれると思っていたことや、以前から話していた新田真剣佑さん、眞栄田郷敦さんとの共演をいつか実現してくれることを期待していただけに、新型コロナ感染が原因で亡くなってしまったのは残念でなりません。
千葉真一さんは7月末に新型コロナに感染し、それから1週間以上経った8日に肺炎が悪化したとのことですが、高齢だったことに加えて、喘息(ぜんそく)の持病が原因で症状が急激に悪化した可能性もあるのかもしれません。
千葉真一さんは13年前の2007年に現役引退を突然発表したのですが、その理由については当時、「喘息の持病を持っていて、大河ドラマ(の収録)で息切れした」と、持病によって体力面に限界を感じたことを明かしていました。
しかし、その後も役者を続けていた千葉真一さんが、新型コロナによる肺炎でこの世を去ってしまったのは非常に残念ではあるものの、安らかにゆっくりと休んでもらいたいですし、今後もあの世で子供たちの活躍を見守り続けてほしいですね。
千葉真一さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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- https://hochi.news/articles/20210819-OHT1T51230.html
- https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2021/08/20/kiji/20210820s00041000152000c.html
- https://www.daily.co.jp/gossip/2021/08/19/0014605840.shtml
- https://www.oricon.co.jp/news/46399/
- https://www.jprime.jp/articles/-/21448
お悔やみ申し上げます。
性豪の千葉真一がなくなるなんて
看取れないの辛いな