2017年に解散したバンド『B-DASH(ビーダッシュ)』の元ボーカル&ギター・GONGONさん(本名=菅原勇太)が、5日に急死していたことが分かりました。46歳でした。
GONGONさんの訃報は、音楽レーベル『GONGON Records』のX(旧ツイッター)で妻・麻里奈さんが伝え、5日に46歳の若さで急死したことを明らかにしたうえで、「あまりの突然すぎる彼の死を未だ信じられず、まだ彼がどこかで、いつも通り散歩をしながら生きているんじゃないかと思ってしまいます。彼のあの幼い笑顔や優しい声がもう聞けないことに、深い悲しみと喪失感を感じております」
と、現在の辛い心境を明かしています。
GONGONさんの死因は明らかにしておらず、病気で亡くなったのか否か詳細は不明となっています。
最後に、「B-DASH時代から現在に至るまで、彼の音楽を通じてそれぞれの色々なシーンで彼の音楽をたくさん聴いて頂いたり、応援して頂いた一人一人の皆様に感謝申し上げます。これからも彼の遺した音楽が皆様にとっての応援歌となり、彼の思い出が皆様の心に残り続けることを願っております」
と綴っています。
<↓の画像が、GONGONさんの妻・麻里奈さんのコメント全文の写真>
GONGONさんは、歌手・菅原やすのりさん(2015年8月死去 享年70)とNHK経営委員会委員も務めた研究家・菅原明子さん(76)を両親に持ち、1997年からB-DASHのボーカル&ギターとして活動し、2001年にインディーズでリリースの1stアルバム『○(マル)』はオリコン初登場4位にランクインするなど、好セールスを記録しました。
インディーズでの活動を経て2002年リリースのシングル『ちょ』でメジャーデビューし、オリコンで初登場6位にランクイン、その後リリースした2ndアルバム『ぽ』はオリコン3位に入り、25万枚を売り上げました。
その後もB-DASHは、ラジオ番組『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)のジングルを手掛けたり、楽曲がCMに起用されるなど高い人気を誇っていましたが、結成20周年を迎えた2017年に解散となりました。
GONGONさんはその後もソロやバンドで音楽活動を続けており、2年前には人気YouTubeチャンネル『街録ch』に出演(動画は現在非公開)するなどし、元気な姿を見せていました。
しかし、長年にわたって重度の依存症(お酒やクスリなど)に苦しんでいることを告白しており、それによって体調を崩すことも少なくなかったようで、昨年夏にも体調不良によって一時的に入院生活を送っていました。
GONGONさんの死因は公表されておらず、重度の依存症は突然の訃報と関係しているのか否かは定かではありませんが、まだまだこれからの46歳という若さで亡くなってしまったことに対して、ただただ残念な気持ちでいっぱいです。
GONGONさんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。