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【訃報】真木和(まきいずみ)が乳がんで亡くなる。有森裕子や松野明美らと女子マラソンで活躍。金メダリスト野口みずきのコーチ時代も

元マラソン選手の真木和が49歳で死去、死因は乳ガン。肝臓に転移し末期、五輪2大会出場の実力者が闘病の末に亡くなる

1992年のバルセロナ五輪、1996年のアトランタ五輪に出場した元マラソン選手の真木和さん(まき・いずみ 現姓=山岡)が18日、乳ガンのため大阪府箕面市内の自宅で亡くなられていたことが分かりました。49歳でした。

各報道によると、真木和さんは1、2年ほど前から闘病生活を送っていて、近年乳ガンの手術を受け、入退院を繰り返しながら抗ガン剤などを使ったガン治療を続けていたものの、肝臓などにもガンが転移していたそうで、近年は走ることも出来ずに闘病生活を送っていたといいます。

真木和さんの突然の訃報を受けてネット上では、

などのコメントが寄せられています。

真木和さんは高校から陸上を始めて頭角を現し、1987年には衣料メーカー『ワコール』へ入社して女子陸上競技部で活動を始め、長距離トラック競技(3000m~10000m)や駅伝などの競技で好成績を残し、1991年の世界陸上東京大会で初めて日本代表に選出され、この時にはタレント・政治家の松野明美さんらも代表に選ばれていました。

1992年にはバルセロナ五輪の女子10000mの代表に選ばれましたが、真木和さんは残念ながら入賞を逃して12位でした。

<↓の画像は、現役時代の真木和さんの写真>

1993年には女子20000mで当時の世界記録を打ち立て、その後も長距離トラック競技で活動していましたが、1996年にはフルマラソンのランナーに転向し、同年の東京シティハーフマラソンではハーフマラソン日本記録を更新、初のフルマラソン挑戦だった名古屋国際女子マラソンでは好タイムで優勝しました。

この成績を受けて、有森裕子さんらと共に女子マラソン代表としてアトランタ五輪へ出場しましたが、足のケガを抱えていた真木和さんは満足に練習ができず、12位という結果に終わっています。

その後も足のケガが完治しなかったことから1998年に現役引退し、その後は『ワコール』などの実業団でコーチを務めるなどしており、アテネ五輪の女子マラソン金メダリストの野口みずきさんは、真木和さんに憧れて『ワコール』へ入社し、その後も真木さんがコーチを務める実業団に所属していました。

プライベートでは、フジテレビ系『関西テレビ(カンテレ)』の編成局知財推進部部長・山岡重行さんと結婚、男の子も出産しています。

<↓の画像は、真木和さんの夫・山岡重行さんの写真(2007年撮影)>

結婚後も様々な地域で開催のマラソンイベントに、ゲストランナーとして参加するなどしていたようで、2016年3月にも箕面市内で開催の大会に参加していました。

<↓の画像は、2016年のマラソンイベントに参加していた真木和さんの写真>

しかし、2016年前後にガンを患っていることが明らかとなり、これまで入退院を繰り返しながら闘病生活を続けていたそうなのですが、治療開始からたった1、2年で亡くなられたといい、改めてガンの恐ろしさを感じます。

今年8月には、『ちびまる子ちゃん』などの作品で知られる漫画家・さくらももこさんが53歳で亡くなり、昨年6月にはフリーアナウンサーの小林麻央さんが34歳で亡くなりました。

真木和さんは肝臓にもガンが転移していたとのことから、最も悪い末期のIV期(ステージ4)まで進行していたということで、IV期の5年生存率は約30%程度というデータが出ています。

2大会連続で五輪に出場するなど、国内でもトップレベルのマラソン選手だった方が49歳という若さで亡くなられてしまったというのは非常に残念に感じると同時に、乳ガンはいつ誰が発症してもおかしくない病気で、定期的に検査を受けるということが重要ということを改めて感じましたね…。

真木和さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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