山田裕貴の父親・山田和利の死因の病名非公表も癌患っていた事が判明。ラジオ番組で親子共演から1年後に急死

現役時代に『中日ドラゴンズ』や『広島東洋カープ』でプレーしていた山田和利さん（やまだ・かずとし）が、今月16日に亡くなっていたことが分かりました。60歳でした。

山田和利さんの訃報は26日に、長男で俳優・山田裕貴さん(34)が親族代表として自身のインスタグラムで伝え、【生前、父 山田和利を支えてくださった皆様へ】と題して、「父 山田和利が8月16日に60歳で永眠いたしました。私たち家族が今日までやってこられたのは、父がプロ野球の世界で懸命に働き、支えてくれたおかげです。これまで父を支えてくださった球団関係者の皆様、球団OBの皆様、そして、父を応援してくださった皆様、深く深く感謝申し上げます。」と綴っています。

死因の病名については伏せつつ、「父は約4年前に癌を患い闘病していましたが、故人の意思により公にはせず過ごしてまいりました。」と、ガンを患っていたことを明らかにしています。

葬儀はすでに近親者のみで行ったと報告し、「供花やご香典などのお気遣いにつきましては、誠に恐縮ではございますが辞退させていただきます。お心遣いは有り難くお気持ちだけ頂戴出来ればと思います。」としています。

山田和利さんは愛知・名古屋出身で、1983年に地元の東邦高校からドラフト4位で中日ドラゴンズに入団し、同期は後に中日のエースとなる山本昌さん（本名＝山本昌広 60歳）さんらで、1986年に1軍デビュー、1988年は主にショートの起用で82試合に出場し、1991年に広島東洋カープにトレード移籍しました。

＜↓の画像が、現役時代の山田和利さん＞

移籍2年目の1992年は93試合出場で打率.282、8本塁打、29打点、1995年はキャリアハイの94試合出場で打率.270、12本塁打、53打点の成績を残し、翌年に星野仙一さんが中日の監督に就任し、古巣に復帰するも故障によって同年をもって現役を引退しました。

現役引退後は1997～2004年にかけて中日で1・2軍のコーチを務め、2005年にフロント入りし、その後2012年に広島のフロント入りし、2015年から再びコーチを務めていましたが、2021年をもって広島を退団していました。

＜↓の画像は、広島のコーチ時代の山田和利さん＞

山田裕貴さんによれば、約4年前にガンが見つかったとのことで、広島を退団する前に病気が発覚したと考えられますが、突然の訃報を受けてネット上では、

• えええまだ若くね　息子が無事俳優として売れて嫁もらうの見届けられてよかったな…
• 野球界にとって辛いニュースが続くな
• ラジオにお父さん来てたのにな　それがあってみんなで思い出作りにきてたんか
• ちょうど一年前に家族みんなで楽しそうにオールナイトニッポン出てたのになあ　あの時はもう闘病してたんだな
• 中日ＯBが星野ネタでYouTubeにガンガン出る中、この人が全く出てないのは息子のしがらみかと思ってたが、闘病中だったからか　合掌
• まだ60歳、若すぎる•••裕貴本人も父親の意思とは言え、よく公にせず、仕事に邁進してたよね。
  広島でも渋い仕事をしてくれた、和利さんの勇姿は忘れません。心よりご冥福をお祈りいたします。
• この間家族全員でオールナイトニッポン出演してたばかりじゃないか…60歳は若すぎるよ。
  ただ息子さんの結婚を見届けられたけど、今から公開される映画が見られなかったのが残念
• 打て走れば若竜に熱い応援今日も飛ぶ…若竜のテーマの初代は、山田和に使われていた応援歌。
  守備力とパンチ力を持った88年のV戦士。ドラゴンズファンは忘れない。ありがとう。合掌。

などの声が上がっています。

山田裕貴さんは父親とのエピソードをテレビやラジオ番組などで披露していたほか、ちょうど1年前の昨年8月26日放送の『山田裕貴のオールナイトニッポン』（ニッポン放送）には、山田和利さんと母親、妹でモデル・山田麻生さん（やまだ・まい 32歳）がゲスト出演し、家族4人でトークしていました。

また、山田裕貴さんは自身のX（旧ツイッター）とインスタグラムで家族の写真も公開していました。

＜↓の画像は、ラジオで共演した家族4人の写真＞

それからちょうど1年経って訃報を伝え、山田和利さんの現役時代を知る多くのファンから驚きや悲しみの声が上がっており、4年前にガンが発覚した時点である程度進行していたのか、それとも進行が早いガンだったのか詳細は不明ながら、まだまだこれからの年齢で亡くなってしまったのは非常に残念です。

山田和利さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。