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名バイプレーヤー赤塚真人が亡くなる。病気公表せず闘病、茨城の施設で息引き取る。

俳優・赤塚真人が死去、死因の病名は食道ガン。妻が家出し離婚&子供が非行に走り、子育てでの苦労話明かした過去も…

数多くの映画やドラマに出演し、名バイプレーヤーとして長年活躍していた俳優・赤塚真人さん(あかつか・まこと)が、4日に亡くなられたことが分かりました。73歳でした。

『読売新聞』や『スポーツニッポン』の報道によると、赤塚真人さんの死因となった病名は「食道ガン」で、茨城県つくば市内の医療施設で4日に、家族や座長を務めていた『劇団裏長屋マンションズ』の関係者に看取られ、静かに息を引き取ったとのことです。

関係者によれば、赤塚真人さんは昨年出演予定だった舞台を休演するなど、ここ最近は病気がちで入退院を繰り返していたそうです。

『劇団裏長屋マンションズ』に所属する俳優・峠乃参太郎さんは、5日に自身のX(旧ツイッター)を更新し、赤塚真人さんの訃報を伝え、葬儀などは近親者のみで執り行う予定とし、お別れ会などは後日行うことを検討していると報告しています。

また、生前親交があった女優・水沢有美さんもXを更新し、「昨日赤塚真人さんのお見舞いに伺い、まさか私の目の前で息を引き取るなんて…」「心からご冥福をお祈りします。私との約束は、そちらに私も伺ってからですね〜今までいっぱいありがとうね…感謝感謝感謝」と追悼しています。

赤塚真人さんは、『男はつらいよ』シリーズの寅さん役などで知られる俳優・渥美清さんに憧れ、1967年(当時16歳)に本格的に俳優デビューし、1976年に『男はつらいよ 寅次郎純情詩集』、1977年に『幸福の黄色いハンカチ』に出演。

その後は山田洋次監督の作品や、『水戸黄門』『大岡越前』『銭形平次』『三匹が斬る!』『暴れん坊将軍』『鬼平犯科帳』など、数多くの人気時代劇シリーズや、『本日も晴天なり』、『天までとどけ』、『仮面ライダーBLACK RX』、『3年B組金八先生 第6シリーズ』などに出演し、名バイプレーヤーとして長年活躍を続けていました。

私生活では、30歳を過ぎてから6歳年下の女性と結婚し、1984年に第1子の長女、1987年に第2子の長男が誕生しましたが、家庭を顧みない生活を続けていた結果、赤塚真人さんが仕事で京都へ行っている間に妻が子供を残して家出し、その後協議の末に離婚、赤塚さんが子供2人の親権を持ちました。

当時長女は8歳、長男は5歳で、そこから仕事をセーブして男手一つで子供を育て、長男は小学校高学年になると非行に走り、そして高校で暴行事件を起こして中退、仕事も続かず暴走族に入って度々トラブルを起こしていたといいます。

そんな長男がある日、バイク事故によって脳挫傷や指を2本切断する大ケガを負い、赤塚真人さんが毎日看病したところ長男の態度に変化がみられ、退院から3年後には介護士の資格を取得し、赤塚さんの母親が入所した特別養護老人ホームで働いていると10年以上前のインタビューで明かしており、家族とのエピソードは『ごきげんよう』(フジテレビ系)などのトーク番組などでも度々披露していました。

赤塚真人さんは子供たちが独立後に俳優活動を続けながら、長年やりたいと考えていた農業を地元・茨城で2019年から始め、3年前には水沢有美のYouTubeチャンネルにゲスト出演し、変わらず明るく元気な姿を見せていました。

赤塚真人さんが出演の動画

しかし、ここ最近は病気がちだったそうで、死因は食道ガンとのことですが、闘病していることは全く知らなかったことから突然の訃報にただただ驚くばかりですし、長年ドラマや映画などで見ていた方なので非常に寂しく、まだ70代前半で亡くなってしまったのは残念です。

赤塚真人さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。

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