7月開催の音楽フェス『フジロック・フェスティバル’25』への出演も決まっていた人気ラッパーで、トラックメイカー・DJとしても活躍していたJJJさん（ジェイジェイジェイ 本名＝相馬貴裕）が、13日に急死していたことが分かりました。35歳でした。
JJJさんの訃報は所属レーベル『SPACE SHOWER MUSIC』が公式サイトで伝え、「JJJ（享年35歳）が昨日4月13日に都内の病院で永眠しました。」「葬儀に関しましてはご遺族のご意向により、近親者のみで執り行う予定です。これからもJJJの音楽を大切に聴き続けてくださいますようお願い申し上げます。」
とし、死因となった病名など詳細は明らかにしていません。
＜↓の画像が、JJJさんの訃報コメント全文＞
そして、JJJさんの突然の訃報を受けてネット上では、
- これいわゆるメンタルなんかな
- クスリじゃないよな？
- 前日からの体調不良で死去か、、、脳内出血とかそういう系かなあ
- 本当に悔しい、まだ信じたくないわ Fla$hBackSがフレシノだけになるなんて RIP
- 一回くらいライブに行けばよかった。まさか亡くなるなんて考えもしなかった 本当に悲しい
- あんな才能に満ち溢れたラッパーが…信じられない…。本当に信じられない…信じたくない
- HIPHOPシーンに欠かせない人になりつつあったのに、FEBBくんもとても若くに亡くなっちまったし、どうしてこんなことになるのかな 今はただ驚きと混乱
- 死因は何だったんだろ…素敵な曲を生み出してくれてありがとうJJJのセンス最高だよ
などの声が上がっています。
JJJさんは2011年ごろに、KID FRESINOさん（本名＝佐々木寛明 31歳）、Febbさん（本名＝安井誠一 2018年2月死去 享年24）とヒップホップユニット『Fla$hBackS（フラッシュバックス）』を結成、2013年にデビューし、2014年に役所広司さん主演映画『渇き。』で楽曲が使用され、同年にソロアルバムもリリースしました。
その後、2016年にバラエティ番組『クイズ☆スター名鑑』（TBS系）のオープニング曲を担当、その後も『モヤモヤさまぁ～ず2』（テレビ東京系）のエンディングに楽曲が起用されるなどして注目を集め、活躍の場を広げていました。
同じ神奈川県川崎市出身で、ヒップホップ好きの俳優・安藤政信さん(49)と親交が深く、安藤さんが2022年に開催した写真展では、JJJさんがゲストDJとして会場内の音楽を担当していました。
＜↓の画像は、JJJさんと親交が深かった安藤政信さんの写真＞
また、JJJさんが昨年1月リリースの曲『Kids Return (Prod by SCRATCH NICE)』のミュージックビデオには、安藤政信さんが出演しています。
そんなJJJさんは今年に入っても精力的に活動し、5月には幕張メッセで開催される国内最大級のヒップホップフェス『POP YOURS 2025』への出演を予定し、6～7月にはツアーとフジロックへの出演を控え、9月にはトラックメイカー・音楽プロデューサーのSTUTSさんが開催のイベント『Odyssey』への出演を予定していました。
また、13日にも音楽イベント『CHOICE 55』に出演予定でしたが、体調不良を理由に出演をキャンセルしていました。
JJJさんは今月8日まで自身のX（旧ツイッター）やインスタグラムを更新し、6月8日に開幕するライブツアーの告知を行っていました。
ただ、3月下旬にも体調不良を理由に、岩手で開催のイベント『APPI JAZZY SPORT 2025』への出演をキャンセルしており、少し前から体調が不安定な状態にあったようです。
ラッパーの急死ということでネット上では、違法薬物などの使用が原因なのではないかとの憶測や、自殺の可能性を疑う声なども上がっています。
死因が明らかにされていないため、なぜ亡くなったのか原因は定かではありませんが、JJJさんはラッパー、トラックメイカー、DJとして高い評価を受け、今後さらなる活躍に期待されていただけに、35歳という若さで亡くなってしまったのはただただ残念でなりません。
JJJさんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。