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Fear, and Loathing in Las Vegasメンバーの訃報。ベーシストKeiが自宅で急性心不全発症。

ラスベガスのベースKeiが急性心不全で急死。メンバーもショックで活動を一時中止。FaLiLV加入5年で亡くなる

2008年結成の人気ロックバンド『Fear, and Loathing in Las Vegas(フィアー・アンド・ロージング・イン・ラスベガス)』のベーシスト・Keiさんが、12日深夜に自宅で「急性心不全」によって急死していたことが明らかになりました。

<↓の画像が、Fear, and Loathing in Las Vegasのベース・Keiさんの写真>

Keiさんの訃報はバンドの公式サイト上で伝えられ、「Fear, and Loathing in Las VegasのベーシストKeiが、平成31年1月12日深夜に、自宅にて急性心不全により死去いたしました」と報告し、葬儀は遺族の意向により近親者のみで15日に執り行われたことも伝えています。

メンバーやスタッフたちも、突然のKeiさんの訃報を受け止めきれていない状況にあるといい、現在予定しているアルバムのリリース、ツアー、同バンド主催のイベント『MEGA VEGAS』については、「一旦全て中止」にすることも発表しており、それぞれの払い戻しなどに関しては今後アナウンスするとしています。

しかし、バンド活動は今後も継続していく予定だといい、「皆様にまたお目にかかれる日まで、どうか温かく見守っていただけますと幸いです。」と呼び掛けています。

<↓の画像は、Keiさんの訃報>

『Fear, and Loathing in Las Vegas』(略称:FaLiLV、ラスベガス)は、2008年に神戸で結成されたバンドで、2009年にボーカル・Soさんが加入して6人組となり、2010年に日本テレビの子会社『バップ』からアルバム『Dance & Scream』をリリースし、メジャーデビューを果たしました。

<↓の画像は、Fear, and Loathing in Las Vegasのメンバー写真>

その後も精力的なライブ活動、音源リリースを続け、2011年には楽曲がアニメ『逆境無頼カイジ 破戒録篇』や『HUNTER×HUNTER』(ともに日本テレビ系)のオープニングテーマに使用され、人気ゲーム『ワールドサッカー ウイニングイレブン 2012』にも楽曲が起用されました。

そうして人気・知名度を上げていく中で、2013年9月に最年少メンバーだったベーシストのMashuさんが脱退、間もなく後任としてKeiさんが加入し新体制となりました。

<↓の画像は、2013年に加入したKeiさんの写真>

Keiさん加入後も、同バンドの複数の楽曲が人気アニメやゲームに起用され、2015年10月リリースの4枚目アルバム『Feeling of Unity』は、バンド史上最高のオリコン週間ランキング2位にランクインし、2016年1月には初の日本武道館公演を成功させ、同年8月にはラスベガス主催のロックフェス『MEGA VEGAS』を開催しました。

2015年リリース3枚目シングル『Let Me Hear』ミュージックビデオ

2017年4月には、大手レコード会社『ワーナーミュージック・ジャパン』への移籍を発表するなど、バンドとして着実に成長を続けていたのですが、昨年6月に入ってからバンドのリーダー的存在だったギタリスト・Sxun(しゅん)さんが体調不良を理由に、出演予定だった数本のライブを欠席するアクシデントがあり、6月末に一身上の都合でバンドを脱退したことが明らかにされました。

こうしてバンドのメンバーが5人となる中で、Keiさんの突然の死によって4人となってしまい、今回バンド活動を一時的に休止することも発表されました。

そして、Keiさんの突然の訃報に対してラスベガスのファンからは、

など、死を悼むコメントが続々と寄せられており、ファンだけでなく親交のあった多くのバンドメンバーたちからも追悼コメントが寄せられています。

ラスベガスは13日に予定していた札幌公演を、メンバーの諸事情を理由にキャンセルしていたのですが、今回の訃報でKeiさんが亡くなられたことが原因だったことが明らかになっています。

Keiさんの死因となった急性心不全は原因がいくつかあり、虚血性心疾患、心筋症、心筋炎、心臓弁膜症、不整脈、先天性心疾患などの心臓の機能に原因があるものに加えて、高血圧、貧血、腎臓病、バセドウ病、過剰なアルコール摂取、ウイルス感染症、薬物中毒などでも発症します。

急性心不全というのは心臓の機能が急激に低下することによって、全身をめぐる血液が心臓に届かなかったり、送り出すことが出来なることで循環不全が発生した状態を指します。

急性心不全などの心臓異常が原因で突然死する人は年間約6万人に上り、発症者数は年齢に比例しているのですが、10~30代の若い人も割合は低いものの発症します。

最近では昨年9月に、ロックバンド『nano.RIPE(ナノライプ)』の元ドラム・青山友樹さんが、急性心不全によって29歳で亡くなられています。

また、俳優・大杉漣さん、歌手・西城秀樹さん等が急性心不全によって、突然この世を去りました。

Keiさんは元々何か持病を持っていたのか、なぜ急性心不全を発症したのか原因は定かではありませんが、メンバーによると前日まではいつもと変わらず元気だったそうで、まさかこんな突然に亡くなってしまうとは思わず、悔やんでも悔やみきれないという悲痛の思いを綴っています。

それはファンや関係者、そして家族も同様で、昨日まで元気だった人が突然いなくなるというのはあまりにも辛いものがあり、心の整理が出来るまでしばらく時間が必要になると思いますが、Keiさんのためにも1日も早く前を向いてほしいと思います。

そして、Keiさんにはあの世でゆっくりと安らかに休んでほしいですし、メンバーやスタッフ、ファンや家族のことをこれから見守っていってほしいですね。

Keiさんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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