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【訃報】ペギー葉山が亡くなる、死因は肺炎。徹子の部屋出演、ブログで元気な様子も容体が急変し…

ペギー葉山が肺炎で死去、享年83。代表曲『ドレミの歌』『南国土佐を後にして』、ウルトラの母も演じる

社団法人『日本歌手協会』の名誉会長で、『ドレミの歌』、『南国土佐を後にして』、『学生時代』などの曲で知られる歌手・ペギー葉山さん(本名=森 繁子 旧姓=小鷹狩)が、12日午前11時55分に「肺炎」のため、東京都内の病院で亡くなられたことが明らかとなりました。83歳でした。

ペギーさんは3月に自身のブログを3回更新しており、最後の更新となった3月30日の記事では、「昨日は越路さんの37回忌を記念したイベントが東京の日生劇場で開かれ、私も沢山のタカラズカのOGの皆様とステージで越路さんの思い出の歌と共に本当にゴージャスなイベントに参加いたしました。」「フアンの皆様が2階まで満杯!素晴らしいイベントでした。」などと報告。

2月16日にも、キングレコード創業85周年スペシャルコンサート『キングオールスター歌謡パレード』に参加し、笑顔を見せていたそうなのですが、『デイリースポーツ』によれば、10日に肺炎の症状で入院し、12日朝に容体が急変したと関係者が話していると伝えています。

ペギーさんは青山学院女子高等部(現:青山学院高等部)卒業後の1952年11月に、『ドミノ/火の接吻』でレコードデビュー、1954年の『第5回 NHK紅白歌合戦』で紅白初出場を果たしました。

その後、1959年リリースの『南国土佐を後にして』が200万枚を超える空前の大ヒットを記録。

また、ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の劇中歌『ドレミの歌』を訳詞・歌唱し、これはNHK『みんなのうた』でも使用され、音楽の教科書にも掲載されました。

歌手活動の他にも、タレントとしても活動しており、1966年には紅白の紅組司会を務め、その他にも『歌はともだち』(NHK)、『ひらけ!ポンキッキ』(フジテレビ系)などに出演し、特撮ドラマ『ウルトラマンタロウ』では、ウルトラの母の人間体(緑のおばさん)を演じていました。

<↓の画像は、ウルトラの母(人間体)を演じていたペギー葉山さん、主人公・東光太郎役を演じた篠田三郎さんの写真>

私生活では、1965年に俳優・根上淳さん(2005年死去 享年82)と結婚し、1968年に長男が誕生。

芸能界きってのおしどり夫婦として知られており、根上さんが糖尿病の合併症から来る脳梗塞によって倒れた1998年から、亡くなる2005年まで歌手活動をしながら在宅介護を続けていました。

<↓の画像は、ペギー葉山さんと夫・根上淳さんのツーショット写真>

1995年には紫綬褒章、2004年には旭日小綬章を受章するなど、これまでに数多くの賞を受賞しています。

そんなペギー葉山さんの突然の訃報に対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

ペギー葉山さんは昨年11月放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)にも出演し、これまでと全く変わらずに仕事をしており、最近もラジオ番組などにも出演していたようなので、突然の訃報に驚いた方が多い様子です。

死因は「肺炎」とのことなのですが、肺炎で亡くなる方の9割以上は75歳以上の高齢者だというデータがあり、食べ物を飲む込む時に食道ではなく気管支に入ってしまうことで、「誤嚥性(ごえんせい)肺炎」(別名:老人性肺炎)を発症してしまうというケースが多くあるといいます。

ペギー葉山さんもつい先日まで活動をしていたとのことなので、もしかすると誤嚥性肺炎の可能性がありますが、これからの活躍にも期待していた方が多く、まだまだ元気だっただけに非常に残念です。

ペギー葉山さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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