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『シンデレ少女と孤独な死神』の作者・火村正紀が亡くなる。死因は治療を続けていた卵巣ガン? ガンガンオンラインで発表

ガンと診断された漫画家・火村正紀(新木場ユキ)が死去。闘病生活を『入院ノート』で綴り、『はじめての甲子園』等で有名

女性の漫画家・火村正紀さん(別名義:新木場ユキ)が、今年の6月17日に亡くなられていた事が明らかとなりました。

これは火村さんによる漫画『入院ノート』が連載されていた、ウェブコミック配信サイト「ガンガンONLINE」で24日に発表され明らかとなったもので、「長らく病気療養中だった漫画家の火村正紀(新木場ユキ)先生は、平成27年6月17日にご逝去されました。生前ご愛顧を賜った読者のみなさまに、謹んでお知らせ申し上げます。」と報告。

また、「火村先生は、お亡くなりになる直前、読者の皆様への最後のご挨拶にマンガを描きたいとおっしゃっていました。残念ながらそれは叶わなかったのですが、火村先生の遺品の中から休載中の『入院ノート』の続きが見つかりましたので、ご遺族より許可を頂き、ここに掲載させていただきます。」として、24日に最新のエピソードとなるpage.20を公開しました。

火村さんは、2006~2009年にかけて月刊少年漫画雑誌「月刊少年ガンガン」で『はじめての甲子園』を連載し、2011年には新木場ユキ名義で、『シンデレ少女と孤独な死神』の原作(構成・ストーリー)、『行け!男子高校演劇部』コミカライズ版の構成を担当していましたが、2013年1月末にガンとの診断を受けて闘病生活に入り、それに伴って『シンデレ少女と孤独な死神』は第一部完結という扱いで無期限休載に。

その後、同5月より自身の入院生活を描いた『入院ノート』を不定期で更新していましたが、しばらく更新が停まっていたため、読者からは心配の声が寄せられていました。

そして、この訃報にネット上では、

などのコメントが寄せられています。

8月18日には、『妹のジンテーゼ』、『図書委員長の品格』、『ぎょ!っとパラダイス』、『デ・ジ・キャラット ぴよぴよぴよこちゃん』などの作品で知られる漫画家で、音楽制作ユニット「love solfege」に所属し、作詞家としても活動していた紺野比奈子さん(別名義:ひな。)さんが、急性心臓疾患のため亡くなったことが明らかとなりました。

また、4月には漫画『かつて魔法少女と悪は敵対していた。』や『妖狐×僕SS』などの作品で知られる藤原ここあささんが、31歳の若さで亡くなりました。
死因については病死とだけ公表されています。

火村さんは『入院ノート』で闘病生活を綴っており、最後に更新されたpage.19でも体長が悪い様子だっため、かなりガンが進行していたのかもしれないのですが、非常に残念でなりません。

火村正紀さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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