プロ野球『東京ヤクルトスワローズ』の人気マスコットキャラクター・つば九郎の“中の人”が、急死したことを球団が発表しました。
東京ヤクルトスワローズは19日に公式サイトを更新し、「これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました。球団マスコットとして、ここまで育ててくれた功績に感謝と敬意を表します。」
と、つば九郎の“中の人”を務めていた球団社員の訃報を伝え、死因となった病名や年齢などは非公表となっています。
つば九郎の今後の活動については、「しばらくの間休止となることをお知らせいたします」
としています。
つば九郎は1994年4月にデビューし、神宮球場でのホームゲームの際には5回終了後に、ヘルメットを空中に投げてかぶる「空中くるりんぱ」を披露するのが名物ながら、これまで1回も成功していなかったり、喋らない代わりにフリップを使って会話し、ブラックジョークを飛ばすのがお馴染みとなっていて、愛嬌がありどこか憎めないキャラクターにより、『中日ドラゴンズ』のマスコットキャラ・ドアラと共に他球団ファンからも愛される存在でした。
2022年4月には、プロ野球のマスコットキャラクターとしては史上初の2,000試合出場を達成し、『プロ野球名球会』から特別表彰を受け、そして昨年4月にはデビュー30周年を迎えました。
今年1月末には、毎年恒例となっている球団事務所での契約更改交渉に臨み、現状維持の「年俸6万円+ヤクルト1000飲み放題」でサインし、その後は春季キャンプ入りしたのですが、今月3日を最後に毎日更新していた公式ブログ『BUAZA つば九郎ひと言日記』の更新が停止し、ファンから心配の声が上がっていました。
そうした中で6日に、つば九郎が体調不良を訴えて当面の間イベント出演を見合わせることが発表され、4月まで決まっていた全てのイベント中止や出演見合わせとなりました。
そして、つば九郎の“中の人”の訃報が伝えられネット上では、
- いや…ちょっとショック過ぎる
- マジでショックだわ あの人の代わりなんて誰にも出来ないわ…
- こういうマスコットって中の人何人もいるものだと思ってたけど固定なのか 御冥福をお祈りします
- がんとかそういう系で連れていかれたのかな
- いつも楽しませてもらってました ありがとう
- キャンプちゃんと行ってたのに…脳梗塞とかで倒れたのかな…早すぎるよ
- 中の人変えて続けても悲しくなる
- キャラが立ちすぎてるからなあ 芸能から政治まで社会風刺的なネタをバンバンぶち込んでくるのはなかなかできんよ
- これは球団葬か社葬をすべきだろう
- 後日お別れの会やってくれ
などの声が上がっています。
つば九郎は非常に個性的でキャラ立ちしており、他のマスコットキャラクターとは違い中の人が変わってしまうと、全くの別人格となってつば九郎の個性が失われてしまう恐れがあり、とりあえず今後の活動は休止としていますが、これまでのような活動を再開させることは難しいのではないかと思います。
ちなみに、つば九郎の中の人はデビュー翌年の1995年版の球団ファンブックに登場し、年齢は当時22歳で、神宮球場の整備や清掃を担当する業者のアルバイトとのことでした。
<↓の画像は、30年前に公開されたつば九郎の中の人の写真>
この方がずっとつば九郎を担当していたのかは定かではありませんが、つば九郎のデビューから1年後の1995年にプロデビューした宮本慎也さん(54)は、3年前にYouTubeでつば九郎との親交を明かしており、中の人はデビュー以来変わっていない可能性があります。
もし中の人が変わっていないのだとすれば年齢は今年で52歳とまだまだ若く、脳や心臓の病気などを発症して急死してしまったのか死因は不明ながら、あまりにも突然のことで驚きましたし、ただただ残念な気持ちでいっぱいです。
つば九郎を担当していたスタッフの御冥福をお祈り申し上げます。
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- https://www.yakult-swallows.co.jp/news/detail/30677
つば九郎は死なないと思っていたよ
合掌
つば九郎が多くの球団マスコットファンを盛り上げた立役者なのは分かる。
ただ、球団は中の人の訃報を世間に伝える必要は無かったと思う。
球団マスコットがこの先不在ということはあり得ないだろうから、時間をおいて中の人を変えてつば九郎が復帰させるとしても、見る側は複雑な気持ちになる。
訃報を公表せずにつば九郎に違和感を感じる人がいれば、単純にその人たちは中の人が変わったんだな、前の人の方が面白かったなくらいで終わるだけで、中の人の「死」までは基本的に連想しない。
見る側はマスコットキャラはマスコットキャラであり、中の人は身内だけで神格化すればいいと思う。
炎上を恐れない毒舌フリップ芸が面白くて、気が付いたらつば九郎に夢中になっていました。
日本の野球界を盛り上げてくれたつば九郎の担当者が亡くなってしまうなんてショックです。ご冥福をお祈りいたします。
表だった情報ではないが「肺高血圧症」だったのであれば、原因は着ぐるみを着続けている労働時間。本当なんだろうか病名。通常着ぐるみは30分に1回の休憩が義務づけられている。が、つば九郎はイベント等3~4時間ぶっ通しはいつものこと。それに交代する代役の人もいない様子。呼吸器系の病気なら間違いないよな。それだけを見ても労災なのは明らか。しかし球団側はどんなことをしても隠したいだろう…。
楽しませてくれた方の訃報はたまらない。ご冥福をお祈りいたします。