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TARAKO亡くなりちびまる子ちゃん共演者が追悼。後任声優や変更日は現在検討中とフジテレビ発表。

ちびまる子の声優TARAKOが病気で急死。死因の病名は…死去1ヶ月前に異変、車椅子姿の写真も公開

アニメ『ちびまる子ちゃん』の主人公・さくらももこ(まる子)役などで有名な声優・TARAKOさん(本名非公表)が、4日未明に急死していたことが明らかになりました。63歳でした。

TARAKOさんの訃報はフジテレビや所属事務所『トルバドール音楽事務所』が9日に伝え、「TARAKOは2024年3月4日(月)未明、永眠いたしました。今年に入り病と闘いながら仕事をしておりましたが、容体が急変して亡くなりました。」と、生前病気を患っていたとしているものの、死因となった病名などは非公表としています。

葬儀は近親者のみで執り行われ、後日お別れ会を行うことを検討しているとのことです。

『ちびまる子ちゃん』の公式サイトも更新され、TARAKOさんの突然の訃報を伝え、共演者等の追悼コメントも公開しています。

【ちびまる子ちゃん共演者の追悼コメント】

■お父さん(さくらヒロシ)役:屋良有作さん
タラちゃん、突然のお別れに言葉が見つからず、ただ茫然とするばかりです。つい最近まで、毎週収録の度、スタジオでお会いしていたのに。
長い間、どんな状況の時にも番組の座長として、気丈で優しく、そしてしなやかに、私達を牽引して下さいましたね。
もう、あなたの明るくお茶目なあの笑顔に出会うことは出来なくなりましたが、いつまでも私達の心の内に、いくつもの思い出と共に残り続けます。
タラちゃん、今まで本当にたくさんありがとう!どうか安らかにおやすみ下さい。

■お母さん(さくらすみれ)役:一龍斎貞友さん
唯一無二の存在が旅立ってしまいました。いつも誰にも気を配る心遣いの達人だったタラちゃん。この喪失感を埋めるすべを見つけられません。

■おじいちゃん(さくら友蔵)役:島田敏さん
胸つまる 『何だい?まる子』 言えなくて
友蔵 タラちゃんに捧ぐ心の俳句

■おばあちゃん(さくらこたけ)役:佐々木優子さん
明るくて、楽しくて、人にも動物にも、命あるすべてに愛をふりそそぐ人でした。
でも、こんなに急に、突然、婆さんより先に逝ってしまうなんて…そこだけは親不孝者だよ、まる子や…

■お姉ちゃん(さくらさきこ)役:豊嶋真千子さん
大好きなTARAKOさん、突然のお別れとなりまだ信じられない気持ちでいっぱいです。
アフレコの時、あったかい笑顔で「楽しいね~」と言っていたあの優しい声に励まされてやってきました。話したいことや、一緒にやりたいことが沢山ありました。
“お姉ちゃん”として“まる子”と過ごした時間はまだ思い出には出来そうにありません。
「さよなら」の代わりにTARAKOさんの好きだった言葉を。「ありがとう、またね~!」

■たまちゃん(穂波たまえ)役:渡辺菜生子さん
TARAKOさんとは、番組のまるちゃんとたまえのように、より近く心を通わせて、公私共に過ごさせて頂きました。
共有した大切な時間は、私の中で、今でもきらきら輝いています。心より感謝しています。ご冥福をお祈りいたします

フジテレビはアニメの今後について、「TARAKOさんが『ちびまる子ちゃん』にご出演されている最後のエピソード『まる子、水の味がわかる?』の巻は、3月24日(日)の1時間放送のなかでお届けする予定です。このエピソード以外は、3月10日(日)以降当面の間、過去に放送した作品を改めてお送りいたします。」と説明し、TARAKOさんの後任声優の決定、声優変更のタイミングなどの対応は現在検討中とのことです。

『スポーツニッポン』(スポニチ)はTARAKOさんの後任選びについて、アニメの声優オーディションには1ヶ月ほどかかるケースが多いとした上で、「TARAKOさんの声に似た人を探すか、イメージを一新した声優を起用するか、今まさにその検討をしている最中」と、制作関係者が語っているとしています。

そして、TARAKOさんの突然の訃報を受けてネット上では、

などの声が上がっています。

TARAKOさんは声優として活動しながら演劇集団『WAKU』を主宰し、昨年12月には作・演出を手掛ける舞台に出演、同22日には『ちびまる子ちゃん』の年内最後のアフレコ収録に参加したことを自身のX(旧ツイッター)で報告し、共演者たちの写真を公開していました。

<↓の画像は、昨年10月に講演会出席時のTARAKOさんの写真>

<↓の画像が、TARAKOさんが昨年12月にXで公開の『ちびまる子ちゃん』共演者との写真>

1月5日には新年1発目のアフレコ収録を報告し、同26日には「今日のまる子はね 誰にも会えないはずがね たまちゃん役の菜生ちゃん 藤木役の中ちゃんがね 会いに来てくれたよ しあわせだなあ」などと綴り、公私共に親交が深い渡辺菜生子さん、中友子さんとの3ショットを公開、続いて2月4日にも2人が収録現場に来てくれたことを報告し、その時の写真も公開していたのですが、TARAKOさんは車椅子に乗っていました。

<↓の画像が、2月公開のTARAKOさん、渡辺菜生子さん、中友子さんの写真>

事務所の発表などによれば、TARAKOさんは今年に入って病気と闘いながら仕事をし、最後まで「病棟でも収録をしたい」と意欲を見せていたそうで、先月にはアニメ映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(4月19日公開予定)への出演が発表され、「嬉しすぎてやばいですありがと ここまできたら根性決めます! 私命をかけて演じますね。」などとコメントしていました。

その一方で、2014年からナレーションを担当していた旅番組『ニッポンぶらり鉄道旅』(NHK BSプレミアム)の2月放送回では、ナレーションがTARAKOさんから豊崎真千子に変更されるといった異変が見られました。

TARAKOさんは一体どのような病気を患っていたのか、死因の病名を巡ってはガンなど様々な憶測が飛び交っているものの、現時点で詳細は明らかになっていないのですが、今年に入ってからかなり痩せたように感じられ、Xの更新量も減少するなどしており、この数ヶ月で急激に体調が悪化していたと推測されます。

そんなTARAKOさんは2021年に、終活・葬儀関連の情報メディア『Coeurlien(クリアン)』のインタビュー取材に応じ、父親は2008年に交通事故に遭い、翌月に急死していたことや、それから10年後には重度の認知症だったという母親が突然死したことを告白しており、「母との別れはあまりに突然でした。何の前触れもなかったんです。いつもと同じように母の誕生日を祝う電話をし、ひとしきり話して、『本当におめでとう。じゃあね』と電話を切って3時間後のこと。母と同居していた姉から『お母さんの心臓が止まった』と知らせを受けました。姉が外出先から帰宅した時に、母はすでに心肺停止の状態だったそうです。」と語っていました。

<↓の画像は、2021年にクリアンの取材を受けたTARAKOさんの写真>

TARAKOさんは独身で保護猫4匹と生活していることも明かし、死生観についても語っており、「自分が死ぬことについては、気がついたら、怖くなくなっていました。」「自分の死が怖くなくなってきたとはいえ、一緒に暮らしている4匹の猫を残して旅立つことは絶対にできません。悲しくて想像もしたくないけれど、4匹全員の旅立ちをちゃんと見送って、大好きなみんなの位牌に囲まれて、眠るように逝けたら、最高だなと思っています。」との思いを明かしていました。

また、「葬儀は友人や芝居の仲間など身内だけで、好きなお酒を持ち寄り、飲んだり、食べたりしながら、楽しく見送ってほしいです。お願いしたいのは、喪服を着ないこと。黒い服が大好きという人は別ですが、普段会う時に着ていたような服で弔ってもらいたいです。もうひとつ、劇団『WAKUプロデュース』で私が書いた脚本を1本、追悼公演で上演してもらえたら、うれしいな。そのための遺産は残します(笑)。」とも語っていました。

8日には『ドラゴンボール』シリーズ等で知られる漫画家・鳥山明さんが、今月1日に「急性硬膜下血腫」により68歳で急死していたことが伝えられ、非常に大きなショックを受けましたが、TARAKOさんの訃報もあまりにも突然過ぎてショックが大きく、まだ現実として受けとめられません。

TARAKOさんのあの独特の声は唯一無二ですし、ちびまる子役を30年以上に渡って担当してきたことから、まる子と言えばTARAKOさん以外考えられないですし、TARAKOさんの声をもう聞くことが出来ないと思うと非常に寂しく、残念な気持ちでいっぱいです。

TARAKOさんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。

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