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元祖オネエ・毒舌キャラのきよ彦が亡くなる。享年69歳。ジャストや笑っていいとも出演しタレントや着物デザイナーとして活躍

きよ彦が急死、死因は脳梗塞の疑い。下咽頭ガン手術成功、来年仕事復帰予定も帰らぬ人に…

着物デザイナーで料理研究家・タレントのきよ彦さん(本名=大堀清日古)が、10月28日午前1時55分に東京都内の病院で亡くなられていたことが明らかになりました。69歳でした。

所属事務所『アネモイエンタテインメント』によると、きよ彦さんは2017年末に下咽頭ガンのステージ4と宣告され、切除手術によってガンは寛解したものの、今年夏に再びのどから出血したことで再入院したそうです。

<↓の画像は、今年夏ごろに撮影のきよ彦さんの写真>

2度目の手術で患部の除去に成功し、12月末に退院を予定しており、来年3月に予定していた講演会での復帰を目指していたといいます。

咽頭ガンの手術後はかすれ声ながらも声は出ていたそうで、26日には1人娘の長女、27日には知人が見舞いに訪れ、会話をするなど元気な様子だったとのことです。

しかし、28日午前1時ごろに看護師が様子を確認した時は眠っていたものの、同30分に部屋に行った時にはすでに息がなく、同55分に死亡が確認されたそうです。

死因は脳梗塞が疑われているそうですが、病理解剖はせず3日に近親者のみで葬儀を執り行うといいます。

所属事務所の話では、来年3月に予定していた講演会にてガンを公表する予定で、きよ彦さんは「それまでにもう少し太って、周りを心配させないようにしないとね」と話していたそうです。

そうした中での突然の訃報に、「ガンで放射線治療をしていたから、血管が弱くなっていたのかも」「『これから恩返しをしたい』と張り切っていた。急変したのは志半ばだったのでは」と語っています。

3日に密葬にて葬儀を執り行い、きよ彦さんの家族や事務所側が相談し、お別れ会を開催する予定はないそうですが、その代わりとしてきよ彦さんが東京・六本木で経営していた京風おでんの店『まめ彦』で、着物などの遺品を飾って「いってらっしゃい会」を行い故人を偲ぶ意向としています。

店の今後については、密葬後に家族で話し合って決めるそうです。

きよ彦さんの訃報に対してネット上では、

などのコメントが寄せられています。

きよ彦さんは1950年3月に福島県西会津町で生まれ、高校を卒業後に上京してサラリーマン、六本木のバーのオーナーを経て、1988年に京都の呉服問屋のススメで着物デザインを始め、その後は着物デザイナーとして活動をスタートさせ、自身のブランド『きよ彦花』を展開していました。

また、タレント活動も行っており、平日昼のバラエティ番組『笑っていいとも!』(フジテレビ系)、情報ワイドショー番組『ジャスト』(TBS系)などの番組にレギュラー出演していたほか、『ものまね王座決定戦』(フジテレビ系)で審査員を務めるなどし、辛口のコメントをする毒舌タレントとしても活躍し、「元祖おネエキャラ」などとも言われていました。

毒舌のオネエっぽいキャラクターで活躍していた一方、プライベートでは結婚して長女をもうけており、奥さんは長女の高校の卒業式に動脈瘤によって42歳の若さで亡くなっています。

ここしばらくテレビでその姿を見ることが減り、何年か前に今は何をしているのかとふと思って調べたことがあったのですが、まさかの訃報にかなり驚きました。

きよ彦さんが『ジャスト』などに出演していたのは約15~20年も前ですが、和装で番組に出演し、軽快な喋り口で辛口のコメントをしている姿などが微かに記憶に残っており、テレビへの出演が減って以降は、自身のお店で料理を振る舞いながら、講演活動も行うなど精力的に活動していたそうなので、69歳で亡くなられてしまったのは残念です。

きよ彦さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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