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萩原健一の元妻いしだあゆみ亡くなる。死因の甲状腺機能低下症の原因と症状は…

いしだあゆみが急死。死因の病名は「甲状腺機能低下症」と事務所公表。映画『室井慎次』出演し元気な姿も…画像あり

女優・歌手のいしだあゆみさん(本名=石田良子 いしだ・よしこ)が、11日に亡くなられていたことが分かりました。76歳でした。

所属事務所『イザワオフィス』の発表によると、いしだあゆみさんは11日午前4時48分に亡くなったといい、死因となった病名は「甲状腺機能低下症」と公表しています。

葬儀は近親者のみで執り行われ、お別れ会などについては故人の遺志を受けて行う予定は無いとのことです。

<↓の画像が、イザワオフィスのコメント全文>

いしだあゆみさんは子供のころから児童劇団で活動し、14歳で上京して芸能活動をスタートさせ、1968年(当時20歳)にリリースした26枚目シングル『ブルー・ライト・ヨコハマ』がミリオンセラーを記録し、翌年に『NHK紅白歌合戦』に初出場を果たして以降、1993年までに計10回出場しました。

『ブルー・ライト・ヨコハマ』歌唱映像

一方、1970年代から女優としても大活躍し、1981年からドラマ『北の国から』シリーズ(フジテレビ系)などにも出演、1978年と1982年には『日本アカデミー賞』の優秀助演女優賞、1983年に映画『野獣刑事』と『男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋』で優秀主演女優賞、1987年に『火宅の人』と『時計 Adieu l’Hiver』で最優秀主演女優賞を受賞し、2020年に文化庁長官表彰、2021年に旭日小綬章を受章しています。

プライベートでは、1980年に俳優・歌手の“ショーケン”こと萩原健一さん(享年68)と結婚しましたが、萩原さんが1983年に大麻所持や飲酒運転による人身事故で2度逮捕され、これらの事件によって関係が悪化し、1984年3月に離婚を発表、その後は再婚することなく独身でした。

<↓の画像は、いしだあゆみさんと元夫・萩原健一さんの婚約会見時の写真>

近年はドラマや映画に出演する機会は減っていましたが、昨年公開された柳葉敏郎さん主演映画『室井慎次 敗れざる者/生き続ける者』に出演しており、この作品が生前最後に参加した遺作となりました。

<↓の画像が、映画で共演した柳葉敏郎さんの2ショット写真>

そして、イザワオフィスの発表によると死因の病名は「甲状腺機能低下症」とのことですが、この病気は体温調節や心拍数などをコントールする役割を持つ甲状腺ホルモンが低下し、それによって代謝が落ち、疲労感やむくみ、うつ症状、記憶や集中力低下、心拍数の低下などの症状がみられます。

甲状腺に原因がある場合は「原発性甲状腺機能低下症」、甲状腺以外に原因がある場合は「中枢性甲状腺機能低下症(甲状腺ホルモン不応症)」と呼ばれ、前者で最も多い原因が自己免疫疾患の「慢性甲状腺炎(橋本病)」で、適切な治療を受ければ症状の改善や完治が見込めるものの、重症化すると死に至る場合もあるとのことです。

いしだあゆみさんはいつから甲状腺機能低下症を発症し、闘病していたのかは定かではありませんが、2022年8月放送の『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に着物姿で登場し、その時点では変わらず元気な様子でした。

<↓の画像は、2年半前に『徹子の部屋』出演時のいしだあゆみさんの写真>

番組では現在の生活について、都心のマンションに暮らし、地下鉄やバスに乗って出かけるのが好きだと語っており、昨年には『室井慎次 敗れざる者/生き続ける者』に出演していたので、突然の訃報には驚きましたし、ドラマや映画で素敵な演技を見せてくれた方だっただけに寂しさでいっぱいです。

いしだあゆみさんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。

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