いか八朗が老衰で死去。『テルマエ・ロマエ』『カレーメシ』CM等で注目集めたおじいさん亡くなる
俳優・作曲、タレントなどとして活動していたいか八朗さん(本名=近藤角悟 こんどう・かくご)が5月28日午前10時3分に、老衰のため亡くなられていたことが明らかになりました。84歳でした。
いか八朗さんの訃報は所属事務所『Eja9(いいじゃナイン)』の代表が公式サイト上で伝えており、「『かわいいおじいちゃん。』と皆様が可愛がってくださった、愛してくださった、いか八朗(本名 近藤 角吾)5月28日(月)10時3分に息をひきとり、天国のテルマエに旅立ちました。眠っているような安らかなすぐれずす顔で、呼吸と心臓が止まっていたそうです。きっと天国のテルマエ(温泉)に浸かって、ヘイヘイホー♪とニコニコ歌っていたのかもしれません。」
と報告しています。
6月2日に通夜、3日にお別れ会を執り行うとしており、共に東京・練馬区の江古田斎場が会場となっています。
<↓の画像は、事務所の公式HP掲載のいか八朗さんの訃報>
身長144センチと小柄な体型のいか八朗さんは、「浅草松竹演芸場」でリーダーを務めていたフランケン卓山さんを師と仰ぎ、コント東京ギャラントメンというグループのメンバーとして劇場で活躍後、1957年に作曲家としてレコード会社『日本マーキュリーレコード』に入社しました。
その後再び芸能の世界へと戻り、俳優、芸人、漫談家としての活動を経て、1974年から俳優として様々な作品に出演していました。
特に近年は、阿部寛さん主演の映画『テルマエ・ロマエ』に「平たい顔族」の1人として銭湯に浸かる老人役を演じたり、「日清食品『カレーメシ』」や「大東建託『いい部屋ネット』」などのCMに出演し、独特な喋り方や演技、キャラクターによって注目を集めていました。
<↓の画像が、『テルマエ・ロマエ』に出演のいか八朗さんの写真>
<↓の画像は、『カレーメシ』のCMに出演のいか八朗さんの写真>
そんないか八朗さんが老衰のため、亡くなられていたことが明らかとなりネット上では、
- 一目見ただけで面白いおじいちゃん。作品の中で、凄く存在感があって、いい味を出していた。ご冥福をお祈り致します。
- ヘイヘイホーのお爺さんだ。名前は知らなかった。
- あのおじいちゃん?!!!良い味だした人やったな~残念です…………
- いかさん亡くなったんだ…最近怪談でよく見る吉田悠軌さんの師匠?で、お母さんの遺骨を収める話がいろんな意味でなかなか泣けた。確かアルツハイマーか何かで施設に入ってたんじゃないかな 残念です
- ピカデリーさんには長生きしてもらいたいですね。
- このおじいちゃんめっちゃ好きやったのに、亡くなったんか…ご冥福をお祈りします。
などのコメントが寄せられています。
俳優・荒川良々さんが声を担当していた『カレーメシ』のCMでは、「いか八朗もびっくり!!! たまげたぁ~」というシーンがあったため、この面白いお爺さんが「いか八朗」という名前だと知り、それからは気になって見ていただけに亡くなられてしまったというのは残念です。
最近では、『いい部屋ネット』のCMで鈴木福さん、桜井日奈子さんと共演しており、以前と比べると顔が細くなったようには感じられたのですが、28日に老衰のため亡くなってしまい、もういか八朗さんの独特な演技を見られないのは寂しいものがありますね…。
いか八朗さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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