2000年解散のロックバンド『BLANKEY JET CITY(ブランキージェットシティ)』の元ボーカル&ギターで、現在も精力的に活動している“ベンジー”こと浅井健一さん(あさい・けんいち 54歳)が、元モデルでセラピスト・小野寺マリさん(本名=小野寺真利)と離婚していたことを週刊誌『週刊女性』のウェブ版が報じています。
浅井健一さんと小野寺マリさんは1995年にファッション誌『CUTiE』の取材で出会い、当時フランス・パリに暮らしモデル活動していた小野寺さんは、友人に浅井さんのサインを貰ってきて欲しいと頼まれ、それがきっかけで友人を交えて食事に行くことになり、様々な偶然が重なって出会いから2週間後に交際へと発展し、小野寺さんは帰国することを決意したといいます。
帰国後すぐに同棲を始めて1996年9月に結婚、1997年に第1子となる長女、2002年に第2子となる長男、その後第3子の次女も誕生しており、夫婦仲は非常に良く、第3子誕生前には揃って雑誌のインタビュー取材を受けるなどしていました。
<↓の画像は、浅井健一さんと小野寺マリさんのツーショット写真>
<↓の画像は、浅井健一さんと子供たちの写真>
浅井健一さんは意外にも子煩悩で、2009年の雑誌インタビューでも「子供たちがいてくれることが、自分の生きがいを感じる時かな。めちゃんこかわいいもん」などと語っていました。
しかし、2018年4月に出版した著書『宇宙の匂い』の中で、「夫婦二人でともにする必要な経験は終わったから、新しい形をお互い別々に生きる事にしよう」と小野寺マリさんから告げられ、離婚していたことを明かしており、現在はマンションで一人暮らしをしていると綴っています。
また、「離婚して、子供と離れて住んで、お酒に溺れ気味で、ここにいる」とも記していました。
この本が出版されてからすでに1年半以上が経過しており、浅井健一さんファン等の間では2人の離婚はすでに知られていたようなのですが、『週刊女性』の取材班は真相を確かめるため、本人に直撃取材を敢行しています。
『週刊女性』の記者が2人の自宅へ向かうと小野寺マリさんが姿を現し、すでに離婚している?と聞くと、「ええ。でも今、彼とはすごくいい関係なんですよ。彼も週の半分は、こちらに来て、子どもたちと過ごしています。それ以外は別宅にいるんですが、距離があるほうが、離婚する前よりもいい関係です。(浅井さんから)『お互い頑張って20年いたので、そんな恥じることではないし、いい関係だから、堂々としていよう』と言われました。ステージアップした感じ」
と離婚を認めつつ、現在も良好な関係にあるとしています。
<↓の画像は、浅井健一さんと離婚した小野寺マリさんの現在の写真>
ケンカ別れではない?との問いにも、「お互いに思いやりを持って一緒になったので、努力を重ねて、子どもを3人も授かって、愛を持って育ててきました。でも、パートナーシップって、時期が来ると変わってくる関係性ってありますよね。お互いが違う世界を見たくなったんです。人それぞれが持っている魂、目的を生きるべきだと思います」
と答えています。
離婚理由について、子育てがある程度終わったから?との質問には、「それは、そうです。下の子へのケアは続けていますけれど。お互いを通した共同作業と学びが終わっちゃったんですよ。夫婦愛だったのが、宇宙愛に代わっちゃったんです。だから私たちは宇宙愛で繋がった関係なんでしょうね」
と説明し、子供たちの養育費も支払われているとしています。
別の日に再び記者が自宅へ向かうと、インターホン越しに浅井健一さんが取材に応じ、小野寺マリさんとの離婚について聞くと、「去年、本に書いたから、ファンの間では知られたことなんだけど。一般社会には通知してあるから、何を書いてもいいですけど、子どもにはなるべく配慮してほしい。今日家にいるのは、前の奥さんが出張でいないので、オレが子どもの面倒をみるという状態。」
と話していたとのことです。
そして、浅井健一さんと小野寺マリさんの離婚に対してネット上では、
- ベンジーらしくてほんといいと思う
- 元奥さんのコメントもベンジーっぽい
- 浅井のプライベートなんてキャラ的にもほっといてやれよ。知名度も限られてるし、家にまで行って話聞くな
- それこそ凡人には理解できない関係。カッコいいからいいんです。
- 仮面夫婦で婚姻関係を続けている人達よりも、ずーっと深い絆で繋がってると思うよ、こういう二人は。希林さんと裕也さんもそうでしょう。
ずっと別居で愛人もいてなんていう関係ではあったけど、婚姻関係を保っていたからでなく、良くも悪くも常識にとらわれない繋がりがあったからこそ、本質的にパートナー同士であったと思う。
などのコメントが寄せられています。
浅井健一さんが綴った文章を読む限り、小野寺マリさんの方から離婚を切り出したようで、離婚によって子供と離れ離れになることで精神的ダメージも大きかった様子ですが、著書では「お互いに頑張ってきたけど仕方がない。2人とも前向きだから心配はない。」と綴っています。
また、離婚後は酒に溺れ気味になったものの、昔を思い出してまた冒険する時が来ているのかもしれないとし、新たな活動を始めることを匂わせていたのですが、浅井健一さんは2016年に『浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS』を新たに結成し、昨年2月に2枚目アルバムをリリース。
今年9月には新たにソロ名義で約5年ぶりにアルバムをリリースしています。
今作には、元ブランキーのベース・照井利幸さんのほか、『SHERBETS』で活動を共にしているベース・仲田憲市さん、2001年から活動休止している『AJICO』のドラム・椎野恭一さん、『浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS』のメンバーでもある『NUMBER GIRL』のベース・中尾憲太郎さんなどが楽曲制作に参加しており、10月6日から11月19日にかけて全国20ヶ所をめぐるツアーを開催しました。
また、11月には新たにシャツブランド『D.I.J(ディーアイジェイ)』を立ち上げています。
来年3月からは『浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS』で6公演のライブツアー開催が決定するなど、私生活ではトラブルがありながらも精力的に音楽活動を展開しており、今後もステージ上で熱いロックを届けていってもらいたいです。