プロテニスプレーヤーのクルム伊達公子選手(45)が27日に自身のブログを更新し、ドイツ人のレーシングドライバーで夫のミハエル・クルムさん(46)と26日に離婚した事を発表しました。
伊達選手は、「Announcement from Kimiko & Mike」というタイトルのエントリーで、「2016年9月26日にMikeことMichael Krummと離婚したことをご報告させていただきます」と離婚を報告し、「2001年12月1日に結婚し、その1年前から2人での生活を始めていたので約16年間を共に過ごしてきました。2人で長い時間をかけて話し合い、これからは別々の道を進むことを決めました」と綴っています。
また、離婚に至った理由については、「16年間共に過ごしてきた中で、2人の人生に変化が出てきたことにいつしか気づき、この先のまだまだ長い人生を考えると、別々の道を歩むことがいいのではないかという結論に至ったのです」と説明。
しかし、「今でも2人の関係はよく、今年は2人とも東京にいる時間が多いので、共に生活をし、食事も一緒にして過ごしていました。離婚をしたこれからもその関係は大きく変わることはなく、友達として会うこともあるでしょう」と、現在でも関係は良好であるといい、「16年間の時間はやはり短いものではなく、寂しさは当然感じますが、お互いがHappyでより良い人生を送るための決断です。これまで多くの方々に2人をサポートしていただきました。残念な形での報告にはなりますが、今後も2人を見守っていただければと思います」と綴っています。
ブログには、ミハエル・クルムさんからのコメントも投稿されており、「公子と僕は、協議離婚することに同意しました。 友好的に、お互いの理解を持ってその結論に至りました」と伊達選手との離婚を報告。
そして、「ここ数年、僕達はお互いの道を突き進み、そしてそれぞれの活動をいつもサポートし合い、励まし合ってきました。僕は公子の大ファンですし、ここ数年の彼女のテニス界における素晴らしい活躍をとても誇りに思っています。また彼女は、僕のクレージーとしか言いようのないようなスケジュールの時ですら、無条件にレース活動をサポートしてくれました」「僕は、きっと公子が僕に対してそうであるように、彼女が今後何をしようともいつもサポートし続けていきます」としています。
伊達選手は1989年にプロデビューを果たし、1995年には世界ランキング4位まで上り詰めたものの、1996年9月に現役引退を宣言。(当時世界ランキング8位)
その後様々な活動をする中でクルムさんと出会い、1年の同居生活を経て2001年12月に結婚。
<↓の画像は、伊達公子選手とミハエル・クルムさんが結婚した時のツーショット写真>
その後「クルム伊達公子」に姓を変更し、2008年4月に現役復帰を発表して現在に至ります。(9月26日現在のWTAシングルスランキングは666位)
伊達選手は今年2月に左ひざ半月板の内視鏡手術を受けたものの、復帰には再手術が必要で4月に再手術を受け、現在は来季の復帰を目指してリハビリに取り組んでおり、22日に行われた『東レ パン・パシフィックオープン・テニス』のイベントで、来年の復帰を目指す意向を発表していました。
ちなみに、伊達選手は8月にドイツパンをテーマにしたカフェ『FRAU KRUMM(ドイツ語でミス・クルムの意味)』を東京・恵比寿にオープンせさたばかりとなっています。
そんな伊達選手の離婚発表に対してネット上では、
- びっくり。お互いに多忙であることは理解し合ってたかと思ったのに…。
- 国際結婚って、なかなか上手くいかないよね…
- クルムの名前が外れるってことかな?やっと慣れた所だったのに…
- 離婚してもイイ友達とか、どんな関係なんでしょう?離婚するぐらいなんだから、それなりの理由があると思うしね……
- いろいろあったんだろうけど、なんで美談みたいな表現するんだろ。一緒にいたくなくなったから離婚する。それしかないじゃん。
- いっつも、夫以外のチーム関係者と一緒にツアー回って一緒に食事して。理解していただろうけど、不自然ですよね。夫が復帰を勧めたと聞いていたので、この成り行きにはちょっと寂しさを感じます
- よく持った。伊達が復帰したとき間違いなく離婚すると思った。
などのコメントが寄せられています。
伊達選手は2008年に現役復帰し、試合のために世界中を飛び回っており、一方のミハエルさんも国内外で行われる様々なレースに参加していることから忙しく、夫婦であるもののなかなか一緒の時間を過ごすことが出来なかった様子が、伊達選手のブログからはうかがえます。
そうしたすれ違いの生活を続ける中で、少しずつ心が離れてしまい、離婚という決断を下すことになったのかもしれないのですが、結婚から約16年で離婚してしまうというのは残念ですね。
しかし、現在でも関係は良好とのことで、夫婦という関係ではなくなってしまいましたが、これからは良き友人としてお互いを支えていってほしいと思います。